本来なら、公開当日の朝に上げる悪女無双“章変わり関連”の近況ノートですが、明日はちょっと都合で朝こちらに浮上出来ない可能性が出てきたので、急遽夜にノートを上げる事にしました(笑)。
みなさん、今日で悪女無双第3章が終わりましたが、いかがでしたでしょうか?
従来の「ざまぁ」から一変、今回は異世界恋愛へとシフトしての展開でしたが、たまにはああいう幸せエピソードもあっていいんじゃないかと思ったのです。えぇ。
しかし!
明日、第4章からはいつもの【胸糞シリアス→ざまぁ展開】に戻ります。異世界恋愛の幸せムードも束の間、慈悲の欠片もありませんw
しかも今回は、最悪のムードで結婚を進めてしまってからの憑依スタートという。ベリアさん、なんつータイミングで人様を転生させるんじゃ(汗)。
というわけで、少し話は戻りまして今日まで投稿されてきた第3章ですが、その中に登場するリゲル&ロイ親子について、少しだけ解説。
第3章の主役で、逆行転生したエレノアが案内された、獣人たちが住まう国の王と王子なんですけれども、彼らの苗字である「アンドレアス」。
たぶん読者の中には、現実でもその名前を何処かで耳にした覚えがあるんじゃないかなぁ? と思います。
アンドレアスの元ネタは、悪魔書「ゴエティア」に記されているソロモン72柱の一、【アンドレアルフス】からきています。
悪魔学における序列65番目の悪魔で、Wikipediaの情報によると、
❝幾何学や測量・測定に関するあらゆる事柄を完璧に教え、ひとを優れた弁論者にし、天文学にも通暁させる。❞
とし、また
❝屁理屈の伝道者であり、人の顔だけを鳥に変えて司法の追及の手から逃がすことがあるという。❞
とあります。つまりメチャクチャ頭が切れる悪魔なんですね(笑)。
我が作品「悪女無双」においても、リゲルが「エレノアのような存在が生きられる様に、富と地位を得てこの国を立ち上げた」といっていたように、人間社会から逃れた者達を匿える場を設けられるくらい、賢く生きてきたというわけです。
息子ロイが、表向きは獣人である事を隠し、人間の姿で振る舞っているという点も、ソロモン72柱の悪魔アンドレアルフスの設定と非常に似通っているかと思います。
というわけで、悪女無双では今後もこういった「悪魔学」関連のネタがいくつか登場します。
まぁ、いってしまえばもうプロローグの時点で出てるんですけどねw 魔王ルシフェルという。
はて、そうなるとヒロインのベリアは一体…? となりますが、続きはまた本編で!
【悪女を導き案内人、ざまぁ無双と参りましょう!】
https://kakuyomu.jp/works/16817330663900771075