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金城哲夫賞

円谷プロ主催の金城哲夫賞という脚本コンクールが去年あったのを今頃になって知りました。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のメインライターであり現在で言えばシリーズ構成のような役割も果たしたと言える、まさにウルトラシリーズを文芸面から作りあげた人物です。

コンクールは脚本と企画書を提出するもので、600通ほど集まったそうです。逃したのは特撮ファン、特にウルトラシリーズで育ったといえる自分にとっては不覚としかいいようがないです。

なんでも金城哲夫を超える作品を! という壮大なスケールの構想だったらしいです。第一期ウルトラシリーズを作り上げた金城はまぎれもなく天才であり、その天才を超えることなど凡人には到底不可能なのですが、どのくらいの域まで迫れるのか試してみたかった気もします。

私はウルトラで言えば第二期シリーズの視聴が主だったので「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の世界に触れるのは後になっての話でしたが、金城の作り上げた世界観に子供の頃から魅了されていた訳です。

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