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短編集「夏が終わり秋になっても君に恋ふ」あとがき

 誰かを狂おしいほど愛せるというのは、とてもうらやましいことです。僕は未だしたことがなく、できるビジョンも見えません。そもそも恋とは何なのでしょう。それを考え始めると止まりませんが、よくよく考えていくと、僕はそもそも恋をしたことがあるのかないのかわかりませんね。ふっと心を動かされたことがあれど、それは恋なのか何なのか。

 というわけで、「夏が終わり秋になっても君に恋ふ」でした。恋をするのは嫌いですが恋をしている人を書くのは好きですよ。

 私を書いてくれ、と言ってきてくれたサヨちゃんを愛しながら。

2024.10.11 フルリ

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