さて、ポンコツ若君ものがたり、再開第5話の公開なのです。
『海とブドウ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078050842013 私の高校の先輩が、6月までの1章を読んで、会うたびに聞いて来るんですよお。
「ブトウというのは、結局、何なんだ? 何を象徴しているんだ?」
その先輩は、大学では文学部に進んだので、文章とか文芸に関しては一家言あるんですね。
そして、そのたびに私は答えるんです。
「私の文章は、即物的なんです。
物や言葉に、表象的な意味なんか持たせていません。
『ブドウ』と言ったらブドウです!」
で、そのたびに、「文学とは!」というありがたい高説を伺う事になるのですけれども。
あいにく、私は理系でして、文章は、必要な事柄を、必要な範囲で書くだけなんですっ! 文学的ではないんですっ!!
さて、今日の第2章5話を読んだら、先輩は何と言うのでしょうか?
「海苔ってのは、何なんだ!」
と、ツツいて来るのかなあ‥‥。
そうして、私も、また、答えるのかなあ???
「『海苔』と言ったら、海苔です!」