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「もしもしお時間いいですか?」あとがき

どうも、冬眠したいぐらい寒さが嫌いなベアりんぐです。

みなさまいかがお過ごしですか?おでん食べたりコタツに入ったりしてますか?僕は電気ヒーターの効く部屋で、毎日書いてます。もうお外出たくないよぉ……。

 このたび、「もしもしお時間いいですか?」が完結いたしました。まだ読んでいないよーって人は、ぜひ。


※この先、あとがきとなります。ネタバレなどが含まれますので、今作を最後まで読んだ方のみスクロールをお願いします。

























 今作を最後まで読んだ方、まずはお礼申し上げます。ぜひ新作の方もよろしくお願いします!

 ところで……今作品を読んでくださった方で、こう思った方がいらっしゃると思います。


これ、「秒速5センチメートル」に似てね?


 ……まったく、その通りでございます。めちゃくちゃ意識してましたし、こういった作品を書いてみたかったのです。理由は簡単、僕が「秒速5センチメートル」という作品に脳を焼かれたからです。

 新海誠監督が手がけた3つの短編からなるアニメーション映画、「秒速5センチメートル」は、時に鬱アニメと言われますが全然そんなことはないです。

鬱……というより、喪失感を知っている人に対して特大級のダメージを与える作品かなと思います、個人的には。あらすじや考察などはここでは書きませんが、興味がある方はぜひ拝見してみてください。最高に心に来ます。またノベライズ化されており、アニメーションのみならず小説版、漫画版、果てには朗読劇も存在しますので、ぜひ。

 今作の重要な場所といえばそう、瀬辺地駅です。こちらも新海誠監督が手がけた作品の中の聖地ではありますが、「秒速5センチメートル」とは関係ありません。なかなか無理のある距離だったかなぁ〜、と思いつつも、まあ行けるだろうっ!という浅はかな考えでやってました。……彼らはだいぶ、大人びてはいましたから。

いくら大人びていたり、達観していたりする人でもこうして恋に悩み、別れを惜しみ、もがき苦しんで生きているということを描きたかった面もあります。それが伝わっていただけたら、幸いです。

 

 本当はもう少し書きたいことがあるんですけれども、字数の関係上これにておしまい。他に知りたいことがあったらどしどし、質問送ってください〜喜んで答えます。


それでは。

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