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扉絵画像38

「株式会社SETA異世界派遣部」の異世界アーシア・青野星琉編38話の扉用です。
石垣島のパワースポット、サビチ洞付近の海岸です。

石垣島には2つの人魚伝説が残っています。

1つは、網にかかった人魚を食べずにリリースしたら、お礼に津波情報をもらって避難して助かった村の人々の話。
人魚が「逃がしてくれたら、大切な秘密を教える」と伝えると、漁師は人魚を逃がします。
その際に人魚は「津波が来る」という秘密を告げた。
人魚の言葉を信じた人々は避難して助かり、信じなかった人々は津波で命を落とした。
この石垣島の人魚伝説は、「明和の大津波」にまつわる言い伝えとされています。
※この村のあった地域は地名とは別に「人魚の里」とも呼ばれています。

もう1つは、人魚と人間の若者のラブストーリー。
若者が漁をする網に美しい人魚がかかり、若者は人魚を逃がしてしまいます。
不老長寿の薬になる人魚を逃がしたことで、若者は村を追放されました。
しかし人魚が若者を連れ帰り、川平に移り住んで幸福な一生を過ごした。
彼らは移り住む際に、人魚の長老から黒蝶真珠を授かりました。
※川平エリアは黒蝶真珠で知られ、「真珠の里」とも呼ばれています。

撮影地:石垣島


株式会社SETA異世界派遣部
https://kakuyomu.jp/works/16817330666960007689

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