前回の近況ノートで永倉紗雪さんに「なんでこんなにおもしろいエッセイを近況ノートに書かれるのでしょう(笑)」とコメント頂いて、天にも昇る気持ちになりました。
文字を書いてて良かったと思うのは、やっぱりこんな時ですね。近況ノートにもコメント頂けて嬉しいです。いつもノートにコメント頂ける西フロイデさんも切り株ねむこさんもありがとうございます。
さて、せっかくコメント頂いたからにはやはりお返しをせねば。ということで、永倉さんのコメントに真面目腐って答えましょう。
答えは「前回の記事はエッセイと思っていないから」です。
出たー、ちょっと褒めそやされただけで、鼻息荒くして面白くないこと言うやつー。そんな批評はごもっとも。言っていただいてOKです。
さて、僕は思いのまにまにエッセイを連載しているのですが、書いていくうちにゆるーく「こうしたいな」と思うことがありました。
それは、「エッセイを日記にしない」こと。
エッセイと日記の違いとは何ぞや。ってことを自分なりに解釈してみます。一番の違いは「単一の主張があるか」ということ。日記は出来事+感想で成立します。僕は日記を読むのも好きなのでそれでもいいのですが、「性癖を吐露するだけのエッセイ」を掲げて始めた以上、体裁は保たないといけないと思い、各記事には主張なり、考えなりを捩じ込もうとしてきました。それはもう、うんうん悩んで無理くりぎゅっと絞り上げているのです。いわば、僕の頭の搾りかすを読んで頂いているのですね。果汁たっぷりの文章が羨ましいです。不思議だ。どうして自分の考えは纏まらず、ぽろぽろと零れていってしまうのでしょう。頭が痛い。
あ、最近「ポケモン自己診断」(※1)なるものをしてみました。結果はコダック。
「ふしぎな のうりょくを もてあまし いつも ずつうに なやまされている。たまに ふしぎなちからを つかう。」
もてあましってところが何ともコメントしにくい。不思議な能力の副作用で頭痛に悩まされているのなら強キャラ感あって良きなのに、もてあまして頭痛って。たまに使う不思議な力も気になります。……そういえば、最近気づいたのですが、僕は時々オネエになるんです。ふと気づいたら語尾が「しましたわ」になったり(タイプミス)、助走が女装になったりしています。前回も女装して内股で4m飛ぶとかほざき始めましたからびっくりです。
僕はオネエになる力を持て余して頭痛に悩まされていたのでしょうか。認めたくはありません。が、指摘されるとぐうの音も出ません。コダックにこんなに悩まされるとは思いもしませんでした。くそ、何考えているか分からんくせに、ちょっと可愛いじゃねーか。憎めないルックスが憎たらしい。
コダックとかけ離れた現実の外見はともかく、周囲にうまく真意が伝わらない、というのが特徴のようです。これはまさしくその通り。だから、僕は分かってもらいたいがために文字をだらだらと綴っているのでしょう。
さて、大分わき道に逸れましたね。気兼ねなく話題を飛ばせるのが近況ノートの良い所です。エッセイでは「単一」の主張ですから、逸れちゃダメ。このノートの主張は「エッセイたらしめるのは単一の主張だ」と「僕はオネエの能力を持て余している?」なのですが、二つある時点でだめですね。雑感みたいなものになりました。
近況ノートは保存のしようがないので推敲せずに投稿しますし、ベル通知もされない。そのため、寄り道感覚で楽しく書けます。その分駄文も行き止まりも多い(それしかない)ですが、寄り道ってそんなもんですから。ね、世の中そんなもんです。
過度な一般化によって自分の筆力の無さをカバーしました。ノートでは許されますが、本編ではどうでしょうね。ただ、ここより真剣にふざけようと思っていることだけは保証します。
偉そうにエッセイの要素なぞを主張しましたが、今でもエッセイを書けているかは分かりません。結局、自己判断になるので自分が出来ている! と思えばそれでいいのではないでしょうか。(投げやり感)
※1 ポケモン自己診断 初代ポケモンで診断されます、結構面白い。
https://www.pokemon.co.jp/corporate/job/pokemoncenter/special/result/psyduck.htmlエッセイ(だと思っている) - とりとめのない思いの随に
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888425664