夜分に失礼します。上月です。
『ツトム君』を読んでくれた方、星を下さった方、ノートや作品にコメントで言及してくださった方、本当にありがとうございました。
いつものテイストではないのと、即興だったので正直に戦々恐々としておりました。
評価を頂けただけでもう十分な作品です。
作中になぜキレート滴定を出したか?
実際に大学の学生実験で11:00〜17:30くらいまでやらされました。その苦い思い出のせいだと思います。いろんな実験したなぁ……としみじみ思います。
次に、コメディタッチに関しては今まで書いたことがないわけではありません。
ただ、今までの例だと、
・とある友人知人の集団に見せる前提で
・その人物達(あるいはその人たちを彷彿とさせる人物達)を出して
・一人称視点の敬体(ですます調)で
・言葉遣いによる笑いを取る(皮肉、ウィット)
という特徴があることは理解していました。パロディというか、風刺的側面があったのです。そして、集団が変われば理解されない空気感を持つものが多かったですね。(あとは個人情報の問題もありますし)
マイナーな、限定的な世界でしか通用しない、伝わらない系のものでした。
僕の書く本来のコメディって、風刺(ウィット)系統なのです。新聞の1コマ漫画みたいなかんじ。(未だにイギリスの元首相、マーガレット・サッチャー氏が亡くなられた時の海外の風刺一枚絵が忘れられません……)
今回は方向性を変えましたが、果たしてどうかなーっていう感じでした。迷いはありました。
アイデアが出るように設定を変えたらおねショタが出てしまったというのも、未必の故意に近しいです。
その上でですがズレみたいのは感じました。茶化している、というかちょっかいを出すようなつもりはなかったですが、そう捉えられてしまったら申し訳ないです。
作りたい作品は色々あります。ウェブと公募に振り分けてこれからも書いてゆきます。
翻訳や替え歌の新しい作品、レシピエッセイは苦戦しております。レシピは再現かつ計量計測するのでしばしお待ちを……
本日は以上です。
ありがとうございました。
写真はちょっと嬉しかったのでスクショしました。
それでは。
上月祈
2/15 11:54 修正、編集