この度、商業デビューを果たしました。
草思社文芸社W出版賞にて金賞を受賞した作品が、8月5日に書店並びに各ECサイトにてソフトカバー単行本と電子書籍として発売されます。
まあ私ではなくて、学生時代のクラスメイトの話なんですけどね。
ええ、私の話ではありません。紛らわしいタイトルにしてしまい申し訳ありませんでした。
昨夜、当時の学年全体ラインにこんな報告が突如投下されました。
「公募新人賞を受賞して商業デビュー」
当然、大騒ぎになりました。
「すごい」「応援します」「買います」
社交辞令も含まれているかもしれませんが、それでも多くの人がその本を手に取ろうとしているように見えました。
誰にも打ち明けることなく今まで小説を書き、ネットに上げてきた私は、その報告やそれに対する反応を見て、
かっこいい。
そんな単純な小学生のような感想しか湧きませんでした。
悔しいとか、嫉妬とか、焦りとか、そういったどうしようもないような醜い感情もあるにはありますが、それ以上に憧憬の念が大きいです。
ちっぽけな短編を書き上げるのにも苦労している私にとって、長編を一編仕上げ、それを公募に出す労力は計り知れません。
それを成し遂げ、その上賞まで受賞したのですから、本当に尊敬します。
今回、デビューを果たした田畑農耕地さんとは、よく話す仲だった頃もありましたが、クラス替えを機に疎遠になってしまい、今ではお互いにどこで何をやっているのかも知らないような関係になってしまっています。
今度の受賞作「壮途の青年と翼賛の少女」を読むことで、その人生の一端が垣間見れるのではないかと勝手に都合の良い期待をしてしまっています。
今から手元に届くのが楽しみで仕方がありません。
どうにか時間を見つけて読み進めたいと思っています。
感情の赴くままに書いてしまったので、言いたいことがとっちらかって来てしまったので、このへんで締めくくりたいと思います。
ここで宣伝しようと思ったのですが、カクヨムの規約的に危なそうなので控えておきます。
田畑農耕地さん、商業デビュー、本当におめでとうございます。