こんばんは、姉煩いの人です。
事件編でティロがゼノスに怒られてぶーたれていたと思うのですが、何故彼が本気で試合をしなかったのかの顛末がようやく明かされます。何となく想像できることだと思うのですが、まあザミテス関連です。
この件に関して、事件編では「ふらっといなくなって戻ってきた」と一言で終わっているのですがもちろんそんなアッサリしたものではなく、悶々と様々なことを思い出しているのでなかなか辛いものになってきます。更にこの辺りから、今までふわっとしたことしか触れてこなかった「穴に落とされる前に何をされたのか」ということについても鮮明になってくる予定です。探求編でも少し話題になっていましたが、そういうことです。ここに向き合わないと復讐は完遂しません。事件編では復讐時も明言を避けてきたティロですが、果たして全容編ではどうなるでしょう。
そして事件編で何気なく登場したと思われる新兵と上級騎士になったティロの一幕もティロ視点でガツンとやります。いろいろ悩んで成長したティロの辿り着いた境地が覗けると思います。
次話はさよならゼノス回になります。事件編ではゼノス視点で事の理不尽さが書かれていましたが、ティロ視点になるとどんなことになるでしょう。更にゼノス失脚騒動における謎も少し明らかになる予定です。
上級騎士編もそろそろ折り返しです。そしてこの全容編も30万字を過ぎて一番盛り上がる中盤戦に突入しようとしています。一応三部作シリーズの折り返しはザミテスの復讐完遂時を予定していて、その後はフォルスや発起人ライラの目的、そしてあらすじだけでも地獄が見えるオルドの事情などの話がドカンドカンとくることになっています。この作品、まだまだやることが多すぎるので気長にお付き合いください。
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