こんばんは、姉煩いの人です。大変お待たせしました。
長くなってます特務予備隊編は5話に入り、ティロのコンプレックスとシャスタとの関係について予備隊最後の年に合わせて掘り下げていきます。なお予備隊で仲間がいるのであまり登場しませんが、ティロの中の「友達1」と「友達2」は健在です。夜中にひとりで話すことは続けています。
ティロ個人のコンプレックスは事件編でも問題になった「綺麗すぎる顔」ですが、全容編に来て「ネーミングセンスのなさ」「低身長」がクローズアップされてきました。特にネーミングセンスについては、事件編ではそのヤバさが表面に出なかったために「苦手なんだな」くらいだったと思うのですが、真剣に考えて「犬1犬2」という壊滅的なセンスでした。これが後々ろくでもない事態に繋がっていきます。
そして事件編でシャスタの所属していた情報局の内情が「研修」という形で登場します。要はレッドパージなのですが、革命思想は現実の共産主義よりかなりカルトな思想になってるので「反権力×反宗教」みたいな感じです。この革命思想について掘り下げるのはだいぶ先になります。そういうわけで「研修」の際のシャスタの心情は想像してみてください。
今話は全体的にティロとシャスタがどういう関係だったのか、というのがわかってきます。それを踏まえて事件編の2人の会話をもう一度読むと、随分印象が変わると思います。もう一度読んでみてね。
さて、予備隊編も終盤です。次話はいよいよ例の特別訓練です。鬱エピソードばかりの本作の中でも指折りの鬱エピソードになります。今度はそれほどお待たせしないと思うので期待してください。
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