こんばんは、姉煩いの人です。
予備隊生活も長く、ティロも随分と大人に近づきました。それでも身も心もリィアに捧げていないティロはずっと心の中で故郷と姉を思い続けます。この乖離した心境がこの後の情緒不安定に繋がっていくわけです。
第3話では身の上を偽っているティロがかつての自分に関連のある資料を見ることで改めて己は一体何なのかを考えることになります。そして事件編でやたらと登場した「夜目」について、彼が何故夜目を鍛えていたのかが明かされます。
そして相変わらずよくわからないシャスタなのですが、割と作者もよくわかっていない部分の多いキャラです。第二部というか、ティロの話は全般的に「友達」の話です。もちろん友達とは頭の中の友達がメインなのですが、彼の新しい親友でもあるシャスタも事件編より随分と絡んできます。究極の孤独な状態にあるティロの「友達」の話はまだまだ続きます。
なお、カクヨムコンとの兼ね合いで連載が不定期になります。よろしくお願いします。
異世界×ミステリーの裏側、鋭意更新中です!
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