こんばんは。鬱展開の人です。
事件編がクライマックスということで、「もしもの世界」の挿入話と事件編の終章です。
挿入話についてですが、三部作の終章直前全てに「もしもの世界」の短編が入ります。今回は「ジェイドとアルセイドが城に戻らなかったら」という世界での話になります。この世界ではトリアス山の死神が存在しないのでオルドとリィアの戦況が変わってきます。そして事件編では名前だけしか登場しない重要キャラが初の顔見せになります。ここでのポイントは、とある事件が発生しないことでジェイドの人生が皮肉にも本編と真逆の結末を迎えることです。本編だと「死んだ方がマシだ」とか言ってたのに……。
さて、終章です。この作品で一番の問題になる事件編終章です……ごめんなさい、これは全ての謎が明らかにならなかったために致し方ない結末であります。なぜこんなことになったのか、他にどうにもならなかったのか。
それを明らかにするべく、全てを主人公視点で描く全容編が始まります!話は彼がエディアに住んでいた頃から始まります。いろいろとんでもない秘密を抱えることになる彼がこの後どういう人生を送るのかは、事件編で大体わかると思います。全容編では、事件編の終章を回避するために主人公の行動及び状況が一部大きく変わり、そのため事件編と違う結末を迎えます。
第二部は「名前を無くした薬中剣士は姉の夢が見たい・救世主症候群全容編」です。
タイトルにはっきりある通り、彼と薬と剣と姉は切り離せないものになっています。更に事件編でたまに見せていた不審なムーブや終章で突然見せた忙しない心境の正体が明らかになります。もう一度過去に戻って、明らかにならない部分を解明していきましょう。
さて、ここから復讐劇ならぬ伏(線回)収劇が始まります。引き続きお付き合いください。
「異世界×ミステリー×鬱展開」事件編完結です!
https://kakuyomu.jp/works/16817330656813658108