皆様から寄せられた質問に答えます
Q 2010年代といえば初の家庭用VRゲーム PSVRが発売されるなど、一般にVRというものが身近になり始めた時期だと教わりました。そんな中でVRゲームに閉じ込められるといった本が多く読まれたというのは、やはり当時の人々はVRに恐怖を感じていたのでしょうか?
A 私個人の意見ですけど、私たちが見ると当時の人達はVRに「恐怖を感じていた」ように見えるかもしれませんが、当時の人たちはおそらくVRに「夢を見ていた」んだと思います。私たちの普段使っているVR技術なんて、閉じ込められるほどのものは稀でしょう? 閉じ込められるほどのVRを想像するってことは…、それは裏を返せば、彼らは夢を見ていたんでしょうね。
Q C9H13NO3(アドレナリン)についての質問です。プロテクターを身に着けるというのはかなりゲーム準備としては面倒くさいと思うんですが、その辺プレイするうえで支障になったんでしょうか?
A なりました。このゲームがゲーマー層以外に普及しなかった原因の大半は、まさにこれですね。面倒なんですよ着脱が…。その上重い。その上暑苦しい。値段もそこそこする上に、これ一作にしか使えない専用デバイス!普通の人達からしたら、わざわざこのゲームを遊ぶためだけに専用の拷問器具を着込んでいるイメージだったのかもしれません。レビュー中は触れなかったんですけど、このゲームは実は「technoviolence」ってシリーズの第1作目で、これ以降もプロテクターを使った暴力的なゲームが出続ける予定だったんです。遊べるゲームが増えていけば、いつかは面倒さも無くなる日が来るんじゃないか…、と思っていた矢先の摘発でしたね。
Q 質問なのですが、エブリパーティというゲーム。すごろくとしてはぶっちぎりの知名度を誇っていますよね?しかし、最初は全く売れなかったと最近になって知りました。いったい何があったのでしょうか。
A その質問に答える前に、私からも質問させてください。あなた、もしかして、私について、何か知っているのか。
Q 私は千里眼ユーザーの目に性的興味を抱く、所謂紫眼萌えだったのですが、紫色系統の目をした可愛い娘が出てくるゲームを知っていれば教えて下さい。
A それならもちろん、Schlummerの主人公の小嵐ですね。これは近くレビューする予定なんですけど、ドイツ産のチャイニーズゴシックノワールの乙女ゲーで、中国呪術と蒸気機関の合わさった世界って設定なんですよ。19世紀が舞台なんで、本当は瞳が紫じゃおかしいんですけどね、ステレオタイプって言いますか。
Q 正にレトロゲームの生き字引となっている赤野先生ですが、一体歳はお幾つになるのでしょうか?男性?女性?てかLinkageやってる?
A 全ては秘密です。Linkageはやっていますが、秘密ですね。刹那的な場所だからいいんじゃありませんか。インターネットってのは。
Q 赤野先生は日本初の「脳停止を理由とした脳移植をした人物」になった事を告白したわけですが……特定されたりしません?
A この間、契約に臨んだ時にちょうどお話がありました。手術近くなったら、報道が入るかもしれない、という事です。もとより研究半分の手術みたいなところがありますから、それは覚悟しています。ただ、特定された場合は…、また名前を変えて、別のサイトでも立ち上げましょうか。
Q 赤野先生のようにゲームを集めていると資金が足りなくなってしまうのではないかと思うのですが、どのようにやりくりしているのでしょうか?
A あんまりお金の話をしたくはないのですが…、実は昔、ブックメーカーで500万ルーブルくらい勝ったことがありましてね。その時の貯えを、少しづつ切り崩しているという感じです。