橋本 圭以 先生
カクヨムでイタリアを舞台にした時代小説やミステリ、イタリア生活の興味深いエッセイなど、とっても素敵で濃厚な表現に惹きつけられる作品を発表しておられます。
また、私が説明するまでもなく、素晴らしいイラストレーターでもいらっしゃいます。綺麗なだけでなく、お勉強にもなるイラストも多く、また作品の登場人物をイメージしやすくしてくれるイラストをあげてくださることもあり、汐凪の敬愛する御方であります!
ええ、ご紹介から入りましたが、何を隠そう、この度の汐凪のアカンイタリア語を的確に適切にするお導きをくださったので、ここに熱く厚く御礼申し上げるとともに、その経緯をご説明しておきたく書き綴ることにいたしました。
本当にありがとうございました!
ええ、最初はヴィットーリアのセリフ「attaccamento per a carine(萌え)」
と記載したことからですね。
文法上、〝per〟と〝a〟は通常並べて使うことのない前置詞であるということで。はい、辞典の使い方まで怪しい汐凪ということがバレましたね、すみません。。。
橋本先生、ご親切にも正しい用語を幾つもご教示してくださいまして。幾つもです。もう、神降臨ですね。
その中で、これが一番、汐凪の表現したい文章だ!
と、使わせて戴きましたのが。
「attaccamento per le cose carine(可愛いものへの執着)」
よし、これで安心!
しかし、神は最高のさらに上を啓示してくださるもの。
〝cose carine〟が場面にそぐうかというと硬いということで。
「attaccamento alla carineria(可愛らしさへの愛着)」
目からウロコですね!
〝carineria〟‼︎
もう堪らないほど単語そのものが可愛くないですか⁉︎
萌えを語るのに、最上級に相応しいと思います。
興奮しました。いえ、今も興奮してます。鼻の奥が熱いです。
他にも教えていただいた例が素敵でして。
いずれパク……いえ使わせて戴けたらなぁと思っております。
何より、作品をより望ましくするためにご助力いただけたことが、本当に光栄で嬉しくて。すごく幸せなことだと感じました。
以前、別の敬愛する先生にも文中の誤りをそっと教えていただいて嬉しかったのですが、今回のような〝より相応しい表現〟について語り合ってくださることもあるのだという経験は、私にとって、大切な記憶ともなります。すごく勉強になりました。
橋本先生、そして出会いの場ともなってくれたカクヨム、それからカクヨムの世界を優しくしてくれているユーザーの皆さま。
どうも、ありがとうございます。
これからも、どうか、ここで頑張らせてください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054898629143/episodes/16817139555386470006