• 異世界ファンタジー
  • 創作論・評論

「世界を変える運命の恋」コンテストの反省というか、雑文というか

「世界を変える運命の恋」コンテストの結果が出ましたね。
私の、

「砂の上の恋、海の向こうの夢」
https://kakuyomu.jp/works/16817330666041033127

は中間選考通過で終了でした。
運営さんからの連絡もありませんでしたし、そもそも割と早い段階で落選だろうなーと思っていたのでね。
まあ、ですよね。みたいなね。

何しろまず、技量が足りてないなと思いましたね。
ケーキ屋さんに並んでいるパティシエ作の美しいケーキと、小学生が初めてホットケーキミックスで作ったカップケーキくらいの差異があるように思いました。

それから、レーベルカラーとそぐわない。
ケーキ屋さんにホイップでデコったおにぎりを置けるわけないでしょ、みたいな感じがしました。

だけど、中間選考を通していただけたのは本当に嬉しかったです。
以前も書いた気がしますが、私の書いたものでも小説として読んでいただけるんだなあというか、「あ、私も小説を書いてもいいんだ」みたいな許可をいただけたというか、そんな気持ちになりました。

ちなみにこの「砂の上の恋、海の向こうの夢」は一万五千字ほど加筆して、小説家になろうさんとNolaノベルさんに転載しています(他サイトのURLを貼るのはどうかと思いますのでここでは割愛)。

その結果どうなったかと申しますとね。
びっくりするくらい数字がいただけてません。
(注・この近況ノートを書いた時点での話です)

PVはね。
どことは申しませんがちょっと鍛えられたので、一日二桁PVもあると「めっちゃ読んでいただけてる!」って思えるようになりました。
ただ、ブクマも評価も「あらー」という感じ。
我が最低記録の樹立かもしれません。

落ち込むかどうかといえば落ち込みます。
でも心のどこかで当然かなという気がしています。

確かにこの話はものすごく「途中」ですよね。まさに俺たちの戦いはこれからだエンド。
今後がどうなるか分からないじゃん。

そう思って「話の終わり。または、続きの始まり。」を最後に入れましたが、だからなんだって話ですよ。
だって本編はめっちゃ途中なんですもん。
しかも鬱展開ぽい終わりですし、タグにもそう書いてあります。
そりゃ読みに来る人いませんて(笑)。

あとはね。
私が好きなのって「求める女主人公」なんです。
激流の中、流されそうになっても必死に手を伸ばし、望むものを掴もうとする。そういうキャラが好き。
だけど今はどちらかというと「求められる女主人公」が好かれますよね。
その辺もねー……。
分かってはいるのですけど……。

ちなみにこの後の話を書くかどうか分からないので、長編版になったらどんな話になるのか、構想? あらすじ? をざっくり語らせてください。

--------------

メティン支配のもと、少しずつ荒廃していくトゥプラク。

18歳になったザフィーラはトゥプラクの先行きを不安に思いながらも、侍女のベルナ&近侍になったイバンたちと一緒に海を渡ります。
そのころになるとトゥプラクはマドレーの属国みたいになってますので、ザフィーラは宗主国(?)のマドレーへ行って更なる学びを得るつもりでした。

しかし移動している途中、ザフィーラは(名称未定某国)に攫われます。
母とよく似た容姿のザフィーラは、どうやら母と間違われた……というより、母との関連を疑われて親族の元へ連れていかれる様子。
ベルナやイバンと共に(名称未定某国)の王宮に到着したザフィーラは、母そっくりの容姿に加えて形見のペンダントが決め手となり、国王の孫であることが分かります。
つまり出自の分からなかったザフィーラの母は、(名称未定某国)の王女だったのでした。

ザフィーラの母は同盟を結ぶためにマドレーへ嫁ぐ予定があったのですが、移動途中で行方不明になったという経緯があったとか。
祖父である国王はザフィーラに「この国の王女としてマドレーへ嫁いでもらえないか」と持ち掛けます。
母が行方不明になったために(名称未定某国)とマドレーとの関係はぎくしゃくし続けている、と聞いたザフィーラは悩んだ末、マドレーへ嫁ぐと決めました。

一方でマドレー側は(名称未定某国)からの急な申し出に困惑。
王子は大抵結婚してるし、そんな王女が今更来られても困るし面倒……ということで仕方なく、未だ独身の第四王子へ妃として押し付けようとの話になりました。
褐色の肌をした第四王子はその顔の良さから女性との浮名を多く流している人物。軽薄な彼は結婚式の夜でさえ他の女性と遊んでおり、花嫁をほったらかしにしておりました。

実はマドレーは第一王子と第二王子が次期王位をかけて争っており、第一王子派に属する第四王子は相手方の情報を得るためにあちこちの女性を篭絡してまわっているのです(まあ、女性と遊んでることに変わりはない)。

しかしそんなことは知らないザフィーラは王宮の中で放置され続け、第四王子に対して嫌悪アンド嫌悪を抱く日々。そもそも第四王子はザフィーラの敵でもあるのだから当然です。
とりあえず暇つぶしに城内を巡っていると、ザフィーラは閉ざされた本を見つけました。
そこには「エレオノーラ」という名と共に、母が教えてくれた祈りの言葉が書かれていて……。

--------------

こんな感じで続いていく予定でした。
以降は神話とか、滅亡した国とか、生まれ変わりとか。
ザフィーラとイバン、第四王子との関わりとか。
ベルナとの友情の亀裂?とか。
なんかそんな感じのイベントも発生させたら面白いかなーなんて思ってました。

もしかしたらちまちまと書いて、どこかで発表する日がくるかもしれません。
そのときはどうぞよろしくお願いします。

改めまして、「世界を変える運命の恋」コンテストで受賞、最終選考に残った方、おめでとうございます。
ご参加の皆様方、選考に携わった皆様、長い期間お疲れさまでした。

そして拙作を読んでくださった皆様。本当に本当に、ありがとうございました。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する