長引くコロナ禍の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
おそらく、それぞれに大変なご苦労をされていると思います。
そんなコロナ自粛期間中に、長年書きたいと思っていたグレちゃんの話を書き上げました。皆さまには大変な時期だったでしょうが、日々の生活と仕事に追われていたわたしにはまとまった時間ができることが千載一遇のチャンスだったのです。
グレちゃんが天に召されてからずっと、物書きの端くれとして、グレちゃんの物語を書きたいと思い続け、幾度となく書いてはボツにしてまいりました。わたしの思いを伝えることと、グレちゃんを語ることが、いつもマッチしなくて。
ゆっくり時間をかけることが出来て、伝えたいことにかなり近い物が書けたと思います。
物語は一旦ここで閉めますが、本文にあるように第二ステージ・第三ステージがあります。
グレちゃんは、享年18歳で天寿を全うしましたが、その晩年はわたしが想像していたものでも、恐れていたものでもありませんでした。
これからは、ゆっくりペースの創作活動になるでしょうが、一人と一匹の、日常的で・奇跡のような物語に、今後もお付き合いいただければ幸いです。