綾森れん様の作品、
『運命の7cm ~水の都ヴェネツィアで半地下の家に住んでいた留学生の実話~』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082531662169作者の綾森様のイタリア留学時代の実話だそうです。
記録的な水害『アクア・アルタ』での出来事です。
とても短いお話ながら衝撃的な内容で、いろいろ考えさせられます。
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ジュキ達一行は、とある水の都へ立ち寄った。
ジュキ「なんでこんな短いスカート履かなきゃいけないんだよ!?」
レモ「かつてこの街に留学に来ていた音楽家がすごい水害にあったそうなんだけど⋯⋯、わずか7センチの差で助かったそうよ。 そのおかげで貴重な楽譜とかの文化遺産が失われずに済んだという逸話から『毎年この時期はいつもより7センチ短いスカートを履いて水神様に感謝の祈りを捧げる』そうよ!」
ジュキ「⋯⋯くそ。同じ音楽家としては従わざるをえないか」
レモ「そうそう(にやり)」
ユリア「そのしきたり⋯⋯女の子限定なんじゃ?」