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『短歌の秋』 10月のお題「光」を更新します

 毎度お騒がせします。
今夜も『短歌の秋』 10月のお題「光」を更新します。

 黄泉の比良坂、ご存じですか?
黄泉の国への入り口と言われている場所です。
  
 ◇日本大昔話し◇

 昔々の大昔、日本を作ったご夫婦の神様がおられました。
ある日奥様が産褥でお亡くなりになりまして黄泉の国に行ってしまいました。
旦那さんが辛くて黄泉の国にお迎えに行くんですが、奥様が覗かないでねと言ったのに、覗いちゃったんですよね。
まだ化粧もしてないスッピン(腐っていた)なのに。

 見たな! と怒った奥様は旦那さんにガオォ!! と襲い掛かった訳です。
旦那さんは奥様の攻撃を何とか避けつつ「黄泉の比良坂」まで這う這うの体で逃げ帰り、黄泉の国から奥様が出てこないようにと大岩で入口に蓋をしたのでした。

 ◇ ◇

 という場所が実際にあるんです。

 行ったのですが、さすがにカメラを向けられない雰囲気でした。
なので看板の方で勘弁してください。

 噂の大岩の周りをまわる細道があったので歩いてみました。
岩の裏側あたりに林に向かう脇道があって、なんとなくそっちにふらふら入ってしまいそうになりました。
怖や、怖や。


https://kakuyomu.jp/works/16818093085920165918/episodes/16818093085920398684
 



 

4件のコメント

  • 古事記ですよね。
    あな恐ろしや、おそろしや。
    よくぞご無事でお帰りなさいまし。
  • そういうお話のある場所は、ホントに怖いとこ多いですよね。
    興味本位で近寄ったり触ったりすると危険!
    写真を撮られなかったのも正解かもしれません。
  • つむぎ様、こんばんは😊

    黄泉の比良坂、知らなかったのですが黄泉の国への入り口、なんだか怖そうですね。
  • こんばんは

    「まだ化粧もしてないスッピン(腐っていた)」
    笑いました(笑)

    まあ、確かにその通りだったんですけどもね!

    黄泉比良坂など、わりと日本各地に記紀神話由来の土地名はありますよね
    どれが本物(?)といっていいのかは分からないところありますが
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