ある時医師が
「君は骨が太いので、もっと大きくなっててもおかしくないのに、、、」
《三子の魂 百まで》の諺にあるように、3歳児迄の栄養、躾が感性を育むので、その後の人生に大きな影響を与えたのかも知れない。私の場合、栄養不足で身長は167センチ、中肉中背で服はMサイズで済むので経済的に安く付くのだ。
これを書いている2020年6月は世界中でコロナ災害真っ只中だが、72歳になって、たった一つの心残りが両親の実名、顔も知らずにこの世を去って行くのが大きなシコリに、、、然しこの時点で親を恨む気持ちは一切ないので心安らかに眠って欲しい。時代背景を考えるとやも得ない事情だと理解出来るので。
何歳の時かは覚えていないが、養護施設のシスターが私の将来を案じて目の手術をしてくれたようだ。当時では有名な医師が執刀してくれて、本来なら丸い眼球を全て取り出す方が簡単なのに、敢えて難しい眼球を半分残して後の義眼への負担を軽減してくれたのが後々の人生に大いに助かったのだ。
全てを摘出していると義眼の厚みが太くなって目に入れたら痛くて瞬きもし辛く、大きな窪みが出来ていかにも不自然になり一見して障害者と分かり、差別されたり、引っ込み思案になり暗い性格になって社会に拗ねてヤケクソになり大きな事件を起こしていたかも⁉️
で、此処から小学4年生位までの 記憶が全く途絶えてて何も覚えていないのだ。
物心がついて気がつけば、大きな屋敷で大勢の人と団体生活をしていたのだ。
当時の日本生命保険会社の会長宅を譲り受けて、私設の養護施設とキリスト教会も兼ね備えてスタートしたのだ。
本部はアメリカにあり、信者さんの献金と企業からの寄付金で運営されていたようだ。
現在も日本の行政が引き継いで現存している。神戸の高級住宅地街の山の手に有り。周りの家も600坪以上もある邸宅スポットである。
子供達にとっては自然に恵まれた環境だが、日々の買い物には不便だったのでは⁉️ 2