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文殿の野蛮神、ワズムズドゥンが杖をへし折るのは(執筆日記)

 エルデンリングにおける“亜人の女王”から着想を得ました。
 見境なく人間を襲う亜人族の中で、比較的高位の魔術を修めた、種族の知性派ともいえる女王。
 事実、結晶散弾などがまともに直撃すると即死しかねません。
 ……ただ、この女王、数発殴っただけでブチキレ、事もあろうに魔法触媒である杖を投げ捨てて、殴打と噛みつきばかりをしてくるようになります。
 しかも、冷静に魔術を駆使してきた時よりもトータル強いと言う、身も蓋もなさが個人的にツボでした。
 
 ワズムズドゥンの場合は、キレて杖をへし折ると却って彼の魔力が増幅し、残った杖の切れっぱしすら完全に破壊されると、即死級の広範囲魔法が飛んでくると言うギミックになっています。
 そのため、敵の持ち物である杖を極力守りながら戦わなければならないと言う、妙な事になっています。

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