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地味な試み、主役を団体戦の大将にしない(創作論メモ、執筆日記)

 団体戦というのも語弊がありますが、変異エーテル集めの二番手(次鋒)に主役の番を持ってきました。
 昔からアニメとかで団体戦を見ていて地味に思っていたのですが、必ずしも主役が大将でなければいけないのか?
 中堅や副将に置いてはいけないのか? という疑問に、この機会に取り組んでみる事にしましたが。
 
 やっぱり、本来は目立たせたいから、その人物を物語の主役として任命してるよねってことを少し感じました。
 当シリーズの主人公は「彼の視点だけがない」一人称で語られるので、ただでさえ影が薄めになりがちです。
 やはり大将に持ってきたほうが挽回できたかな、とは思います。
 あるいは読者(視聴者)に、誰に注目して欲しいのかの、無意識のメッセージにもなっているのかも知れないことを考えると、この後の順番はもう少し慎重に考えようか……もう一人、今回のキーとなる人物を無難に大将に置こうかどうか悩み中です。
 注目させたい人物を目立つポジションに置くというのも、物語の作為を感じると言えば感じるので。
 
 ただ、当然ですが剣道などの団体戦の順番には、先鋒から大将まで、それぞれの意味があります。
 時には中堅に最強戦力をぶつけて勝ち数を稼いだり、大将戦を捨てて副将戦までで勝ちにいく戦略などもあるそうです。
 今回の変異エーテルの場合、ロックマンよろしく勝つごとに自分達の特殊能力が増えていくので、そこも慎重に考える必要はあります。
 それを思うと、(この地球死にゲーの場合)主役の変異エーテルを早々に解放するのは悪くない順番ではあります。

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