幸い、さしたる被害もなく済みました。
建てて間もない家なので、耐震性だけ言えばある程度最新のものであることと、オール電化にしていたのでガスを気にしなくて良かったのが、この土壇場で身に染みました。
終わってみれば大袈裟だったかも知れませんが、最悪、死を覚悟しました。
割りと数年前まで死ぬことを恐ろしいと思っていましたが、年のせいか、自分の死はあまり怖くなくなっていました。
自分の身体を盾にして、どの程度、子供を防護出来るか、と言う事を割りとナチュラルに考えていました。
ただ、日頃の予備知識が思った以上に曖昧だったのには後悔と反省をしました。
特に、家にこもるか、外の広場に出るかの判断にはかなり悩みました。
やはり、理屈の上で充分予想できた一方で、どこか無関係だと思っていたのだろうと思います。