一応、主役にとって仲間ではあるのですが。
現実に居たら嫌すぎますが(と言うかアイデアのきっかけとなったのは職場に実在する人なのですが)
小説の一視点としては中々のアクセントになったかと思います。全編通してコレは、流石に書く側も読む側も胃もたれするので、群像劇でないと難しそうではありますが。
しかし、肯定的な意見を一切言わせてはならないのは、書く立場からすると、結構難しいものです。
流石に「徹頭徹尾否定しかしない」と言う人もそうそう存在しません。
主人公の勝ち目の薄さを主張する為に、何だかんだで敵機体を誉めなければならない場合もあります。
また、前回までと違って完全に第三者視点なので、コックピット内からの描写と違って展開がスピーディに書けたかと思います。
ただ、2on2の勝負というのは、これからメインで書くであろう100人規模の戦争よりも一機ごとの描写の比重が大きくなるので、読みやすさを意識するのが結構大変でした。
ロボットものも奥が深いですね。