何となく終わるのが勿体なくて、サブイベント、リスキーモブ(指名手配モンスター)を全て回収して70時間程度でした。
戦闘は前作の15や7リメイクに比べてシンプルでとっつきやすく、かつ、上達するとちゃんと報われる、個人的にはベストな塩梅でした。
物語的には、人物のキャラが立っており、特に名有りの敵との戦いは、どれも「負けられない」と思わせるものばかりでした。
外見のデザインは、良くいえば正統派・悪く言えば地味なものが多かっただけに純粋に中身だけで魅せてくれたなと思います。
(恐らく鎧などは史実のものをしっかり考証されているがゆえの、悪くない地味さだとも思います)
強いて不満点を挙げるとするなら、イフリートやフェニックスに直接人語を喋らせていた(B級特撮みたいで召喚獣の威厳が損なわれる)ことと、
ジョシュアが13年間クライヴとの接触を避けていた理由に納得のいく説明がなかった事でしょうか。
前者は私個人の好みに過ぎない一方、後者は実際、様々な所で槍玉にあがっていましたが、そこだけを見て作品全体の評価を決めてしまうのも早計です。
FFに限らず、全く穴の無い物語など滅多にありませんし、あったとしても「一つ二つ突出した個性や強みのある話」には敵わないものです。
これらも創作論のネタとして追々考察していく予定です。