何と言うか、思いの外“大人向け”のストーリーで驚きました。
宇宙船のフライトを試みるたび、光速飛行のウラシマ効果により、自分の4分=他人の4年と言うギャップが生じてゆく。
流石の映像技術と考証で、レトロフューチャーとしても描写が秀逸でした。
……しかしこれ、9歳のアンディが観るには内容が重く、難しいような。
恐らくアリーシャからイジーに接する世代が替わるあたりの家族のモチーフは、あちらの国の方が親しまれやすいのかもしれません。
また、スターウォーズのように、子供は子供で、小難しい設定は後回しにして“カッコいい部分”だけを純粋に受け止められるのでしょうか、と思いました。