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「君が俺を忘れても、」公開

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886558443/episodes/1177354054886558593


正直公開するの忘れてたなんて言えない。

夜雨です。
前回のお話を評価してくださった方が誰もいないのが悲しいです。
不貞腐れつつ神秘世界シリーズ第三弾を公開しました。

部活ではめちゃめちゃ評価が良かったので、きっと第四弾とか投稿を続けていけば見てくれる方はいるはずと信じています。

第三弾と言いつつ投稿してるの二つしかねーじゃねーかという点についてですが、小説家になろうさんが私の本拠地になるので、そちらでは公開しています。
しかし二年前の作品ですので非常に拙い出来です。よって、リメイクをするまではこちらでは投稿しないことにしています。
第六弾に当たるだろう長編を書きながら書いていく予定ですので、多分半年は確実に公開されないです。
この夏休みで長編の前半くらいは書き終わりたいです。
努力目標って、いい言葉ですよね。座右の銘は【予定は未定】。


以下、オマケとキャラ設定です。

本文解説

・「花びら」…基本的に地の文で使われるとローシーズの涙の比喩。金髪国主の台詞においてはローシーズ本人のこと。つまり金髪国主はローシーズと、クロードの死体と、依代となる木を持って帰れと言いたかった。

・ローシーズの動かない足…ロシーディアは『神秘』を匿ったことがバレた時、居場所を吐かせるための拷問をうけていた。本来精霊に転生するとそのあたりの傷は消えるのだが、心に刻まれた傷が大きすぎて動かない足という形で現れた。クロードに最初にあった時のローシーズの悲鳴は拷問がフラッシュバックしたというのもある。

・国主の兵との対峙シーンの「銀髪」…ミルファーレンのこと。のちに銀の狼と書いたり、人間になったりしているのでわかるかなーと思って書いたけれど、分かった人はどれくらいいるのだろう。ミルファーレンがいた理由はアリスエルダに知らせるため。そのあと話を聞いたアリスエルダがロシーディアに知らせたいと言い、本編の流れになる。

・精霊の作り方…その人が想いを込めた依代、死体、それからすこしの不思議な力が材料。金髪国主が持って帰れといったのは、もう不思議な力が宿る土地が少ないから。具体的な方法については明言を避けるが、簡単にいうと桜の下には死体が埋まっているということ。

・ローシーズの樹…桜がモデル。花言葉とかは関係ない。クロウズの木が何かって?知らん。

・アルケーシィア関連…やっと出せた、金髪国主が『神秘』を憎悪する理由。一言で言うとおばあちゃんっ子は激怒した。かの邪智暴虐を以下略。

・金髪碧眼…アルケーシィアの親族の魔女に出る色。他の魔女の血筋では出ない。魔女を代表とする、『神秘』の子孫が直接遺伝する確率はそこそこ程度。隔世遺伝や先祖返りの方が多い。

・ローシーズが生まれたのはクロードが精霊の作り方を実践したから。

・金髪国主が『神秘』について詳しい理由…おばあちゃんっ子。

・精霊(に限らず『神秘』)の肉体的な成長……基本的に精神年齢=肉体年齢。ただし動きやすさを優先するため、10代半ば〜20代あたりに集中する。例外として吸血鬼は血を飲むことによって成長するのと、妖精は必ず幼い容姿のままである。


キャラ解説
・ローシーズ(ロシーディア)……本小説のヒロイン。スタート時点で既に人間としては死亡し、精霊として人間時の記憶を持たぬまま存在している。
ロシーディア時代、『神秘』に興味津々だったことが高じて生まれたばかりの悪魔と妖精を匿うが、バレて処刑される。ちなみにこの悪魔と妖精にはローシーズとして再会している。
クロウズ(クロード)に恋をするも、彼はロシーディアのことを匂わせまくるので彼には好きな人がいて脈はないと思って諦めていた。
一人称はわたしの方が素に近い。

・クロウズ(クロード)…基本的にはごくごく普通の人。ただし開き直るとすごい。具体的にいうと毒杯を勢いよく煽るとか。もしかしたら「あとちょっと待てば(ローシーズが来るから)クロードは助かったのでは?」と思った方がいるかもしれません。しかし、クロードが死んだから牢の警備はゆるゆるだっただけで死亡が確認されるまでは牢屋番もいたので、もしクロードが渋っていたらクロードは転生せず、ローシーズ隷属エンドになっていた可能性が高いです。
幼い頃から兄が大好きで、刷り込みをされた雛のように後ろをついていっていた。兄ような色や力(魔法)を持ちたいと思っている。そうしたら兄の代わりに自分が国主になればいいし、兄は静かに暮らせるのに、と。
『神秘』が好きだが兄に情報規制されていたため知識は浅い。ただ頭は普通に良い。

・アリスエルダ(レル・カデリア)…今回も大活躍の前々作ヒロイン。灰色の瞳を持ち、今まで出てきてなかったけど髪は青灰。全体的に色素が薄め。外見は結構幼い。実際まだまだこども。魔女であるのでどこかの悪魔の子孫ということだが……?
ミルファーレンと三回の契約をし、今は金髪国主の犬として『神秘』を集める任務をしているが、実はガンガン逃している。その度に彼らの悲惨な状況を知り、心を痛める。

・ミルファーレン…いつも思わせぶりな伏線制作マシーンこと、前々作ヒーロー。色々と知りすぎて察しがよすぎるが故に、逆に重要なことを殆ど言わない。アリスエルダが大切で、正直彼女以外の生き物は全てどうでも良いと心のどこかでは思っているが、なんだかんだ面倒見がいい。ただ極限状態になったら、アリスエルダだけを生かして他は見殺しにするどころか積極的に殺しに行くくらいはする。やっぱりこいつは悪魔。
アリスエルダと三度の契約を交わしている。つまりロリコン。恋愛感情をうすうす自覚してはいるけれど、恋より愛に既に発展しているのでアリスエルダを暖かく見守る。アリスエルダの精神状況を鑑みて、そろそろ雲隠れして隠居しようかと検討中。

・金髪国主…シリーズ本編ほぼ全てで悪役が決定している苦労人。シリーズ精勤。家族愛が深い。しかし、誰のこともどうでもよくないほどに愛しているけれど、目的のためなら殺せる非情さを持つ。ある意味ミルファーレンとは反対のようでそっくり。ついに魔女(男だけど)であることが明かされた。金髪碧眼。絶世の美人(ノットイケメン、でも女性的って訳でもなく中性的)。結構優しいし愛情深いが目的を優先するためにほぼ出てない。表情をあまり動かさないが、それは配下たちに示しをつけるため。だって処刑する奴が悲しんでたら何それって思うよね、つまりそういうことです。
意外と感情豊かだし年相応(20代前半)のところも、ちょっと子供っぽいところもあるけれど、やっぱり示しをつけるのと目的優先ですごいクールで非情な人間になっている。
傷ついても、狂いそうなほどに苦しくても、強すぎるが故に壊れず狂えず。ただ一人、骸の道をゆく。いつか贖いの血を流そうとも、彼はもう止まれない。
多分わかると思われるけれど、作者がめちゃくちゃ気に入ってるキャラ。彼は因果応報の最期を迎えるけれど、外伝で可愛がる予定。しかし本編が書き終わらないことには……(白目



もともと今回の話は全く予定にありませんでした。そもそも金髪国主に弟がいるなんて設定がなかったんです。
でも彼を掘り下げたくて、しかし彼を主人公にするのは色々と支障があるから、結果周りから掘って行く形になりました。
そしてブラコンが生まれた。

次の話も似たような、彼を周りから掘り下げて行く全く予定になかった話になると思います。

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