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「~金髪の織姫(ベガ)」33話公開しました

今回はちょい短めです。おそらくは本シリーズ最大のヤマとなるでしょうから、じっくりと描いていきたいと思います。

https://kakuyomu.jp/works/16818093080947151276/episodes/16818093085347364294

果たしてイルカ、斉藤、そしてベガの3者の戦いがどうなるのか、そして全国中継している事がどういう影響を誰に与えるのか……見どころガッツリでお送りしていきます、お楽しみに!



話変わって。カクヨムでよくある「創作論」ってどうなんでしょうね。
かくいう私も「愛すべき脇役、やられ役たち」で実質創作論を語ってるよなもんですけど(最後の「総括」は特に)。

あくまで客観的に語ってるのもあれば、私のように自分好みゴリゴリで語ってるタイプもあり、書籍化する事を前提に講義してるものもあり、確かなデータの元にラノベの未来を憂う物もあったりします。

どれも非常に説得力がありためになるのですが、やはり一人一人の理論にズレがあり、同じ視点で見ても結論が全く逆のものがあったりします。
例えば書籍化を目指すなら、ある人は「経験を積み、しっかりと自分の世界を持て、他人の真似はするな」と言い、別の人は「今の流行りをしっかり掴み、売れるものを読者の為に書け、自分の世界なんて投げ捨てろ」と主張しておられます。

あと気になるのが、そう言った一部の人はかなり上から目線で語っちゃってるのも気になります。
そりゃ誰にも他人には無い知識や見識はありますけど、それを上から振りかざしてるとどうしても読者を不快な気分にさせちゃいます。まぁそれはブーメランというか、私にも当てはまる事なんでしょうけど(;^_^A

また、そういった違う意見を持つ者同士がぶつかっちゃうと、どうしてもトラブルになりがちなんです。2ちゃん歴が長い自分はよくそういうのを見てますけど、結局ネットでいがみ合っても何の解決にもならないんですよね。
「愛すべき脇役~」延長戦1のサマーウォーズ、佐久間君の話で「体・口・心」のことを書きましたが、実はこれ「湾岸ミッドナイトC1ランナー」のキャラが語ってる台詞でもあるんですよ。
そのキャラはこう続けています。

「メールや電話で人が本気で動くかよ」

掲示板やチャット、コメント欄なんかでのいがみ合いで物事が収まることはまず無いんです。なのでそのやり取りで謝罪だの法的手段だのといっても泥沼化するのが関の山です。
もしそういったお互いがきちんと本名を明かし、お互いが日を決めて対面して話し合えば、拍子抜けするほどあっさりと収まる事でしょう。
生きた「人間」を目の前にして、それまでの「タイピング(書き込み)」程度の物に重みなんてあるはずも無いんですから。

「大人になるという事は、我慢を覚えるという事だ」

私が「にんげんホイホイ」の中で椿山湊に語らせたこの言葉は、私の中での座右の銘にもなっています。
……常に実現できているかは別として(コラコラw

4件のコメント

  • 創作についての目的の違いでしょうね。

    「書くことで生計を立てる文筆業を目指す」のか「自分の思いを込めた自由な創作物を発表したい」のか。両立すればベストだろうけれど、どちらに重きを置くのか?

     売れたきゃ売れるように。

     楽しみたきゃ売れるかどうかは二の次で。

     売れるものを書くと言うのも大変なこと。だからといって、自分が楽しくないものを書いて結局売れなかったりしたらほんとにつまんない。自分が楽しくもないものばかり書くのが上手になって売れてもそれはそれでつまらなさそう。

     売れなきゃプロじゃない。お金を稼げなきゃ所詮アマチュアだって言う人もいるけどさ。

     それならヴァン・ゴッホも宮沢賢治もプロじゃないよね。少なくとも生きている間は。

     でも彼らは立派なアーティスト。

     ワタクシは自分が読んでも書いても楽しくないけれど多くの人に読まれそうなものを書くよりは、独りよがりで意見の押し売りであろうが自分が読んでも書いても楽しくて他人様にも読ませたいものを書くことに自分の時間を費やしたい。

     出版も商売だから売れそうなものに労力を傾けるのは当然。

     だけれどもテンプレに全ふりして最適化してしまうと流行が変わったときに大コケしてしまう。だから、それ以外のジャンルやスタイルにも発表の場を設けることでいざと言う時に、新しいジャンルやスタイルで生き延びられるように現在本流ではない作品も確保しようとしているんだと思いますよ。

     そう思うと、アンチテンプレ派のワタクシはテンプレ偏重過ぎると不満はは多々ありますが、KADOKAWAさんは賢くしたたかにやっているのかもしれません。
  • コメントありがとうございます。

    >独りよがりで意見の押し売りであろうが自分が読んでも書いても楽しくて他人様にも読ませたいものを書くことに自分の時間を費やしたい。

    本当に私とベクトルが同じで思わずニマニマしてまいます。
    私としては自分の脳内で練り上げた物語が周囲より劣っているのを受け入れられないワガママもありますけどねー。
    でも世間は自分じゃないから、そうなるのもむしろ必然だとも分かってはいます。

    >だけれどもテンプレに全ふりして最適化してしまうと流行が変わったときに大コケしてしまう。
    今現在、そんな危機感を持っている出版社ってどんだけあるんでしょうねぇ。
    というか小説の売り上げが今現在でもかなりピンチと聞きますけど、未来より今日のメシ状態になってるのかもしれません、笑えねぇ…

    ま、自分のスタイルを崩さないで書き続けますか。
  • 👍️

    あえて、あえてですよ^^;
    そんなものに決着をつけようとするならば……

    「形態は機能に従う」

    凝り固まっているようで、柔軟でもある言葉です。

    あ、ちなみに『湾岸ミッドナイト』という漫画からの引用です。
    (ふざけてもいて、真剣でもある今回の投稿です。すいません^^;)
  • コメントありがとうございます。

    >形態は機能に従う

    俗に言う「機能美」ってヤツですね。
    クルマなんかには特にハマる言葉ですよねー。
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