この正月に、評判の良かった「シティハンター」の映画2作品
「シティハンターTHE MOVIE 史上最香のミッション」と
「劇場版PRIVETA EYES」を見ました。
史上最香のミッションは、なんとフランス映画で実写版!
なんでまたおフランス作?とか思ったけど、なるほどシティハンターへの愛がひしひしと感じられる、いかにもらしい出来に仕上がっていて、監督さんやスタッフさんの原作への愛が伝わってきます。
改変ばっかりして原作の味を出せない日本やハリウッドの漫画実写化版に見習わせたいものです。
贅沢を言えば、もうちょっと遼がたくましい体の役者のほうが良かったと思います。遼ってけっこうムキムキなイメージがあるしなぁ。
あとホモはいらん気がした、このへんはさすがフラン(略
「劇場版PRIVETA EYES」の方は確かに当時のシティハンターの良さが今の技術で蘇った感じがして良かったです。
ただなぁ……海坊主の扱いだけはちょっと。ミキや海子坊主君に対してのギャグはいいんだけど、戦闘シーンで彼がギャグっぽく描かれているのは悲しかった(それは遼や香の担当だと思う)。
あとキャッツアイの三人娘にペコペコしてたのはさすがにやり過ぎ。いくら大家だからって海ちゃんのキャラじゃないよアレ。
その三人娘もかなり原作とは違っててなぁ、彼女たちは暴力的なキャラじゃないよ。戦いはあくまでトランプ投げが主力で、パンチやキックで悪党を倒すタイプじゃなくて、華麗な身のこなしとお色気で敵の警備をするりと潜り抜けるのがいいんだけど……愛ちゃんなんて女子高生だし、屈強のテロ国のガードマンを格闘技でノすとか、主人公補正効きすぎでしょ。
あと彼女たちには「敏夫(瞳の彼氏、刑事)」という縛りがあるので、ああいうハデな暴れ方が出来ないのがよかったんだけどなぁ、その枷を外したのが「シティハンター」という作品なんだし。
まぁ恒例の私のめんどくさいこだわりが出ましたが、どちらも見て損のない良い映画に仕上がっています。シティハンター好きで機会があれば是非。
「エリア810」5話公開しました。
……あれ?これ「異世界ファンタジー」だったよな、「ラブコメ」じゃなくって??