今回はマジで知ってる人は少ないであろう超マイナーキャラです。
しかし例によって知ってる人にとっては非常に響くキャラでもあります。
エリア88に2ページだけ出て来たシューイチロー・イトーさんの物語。
私が物語を読んでいて、安直に人を殺すシーン（特にチート能力で）があると、
どんなに好きだった作品でもスーッと冷めてしまうのは多分、彼の影響が
大きいんだと思ってます。
人の死というのは簡単に扱っていいものじゃないと思うんですよ。三話で書いた
北斗の悪役さん達みたいに、どこかで存在意義を示せたならまだしも、
通りすがりの悪党さんを、現代日本から転生したはずの主人公がチート能力で
さっくり殺して後悔も吐き気も恐怖もないのを見てると、物語が凄く浅く
感じられてしまうのです。
そういう創作を描く作者さんに、是非このエリア88の物語を、シュウイチロー・イトーさんの描くドラマを見てもらいたいものです。