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笑える話と面白い話、泣ける話と感動する話。

笑える話を書くにはセンスが必要だと思います。
泣ける話を書くのもまたしかり。

しかしこの二つは、それを実現するためのウラワザが存在します。
笑える話を書きたければ下ネタを書けばいいし
泣ける話なら、人の死をテーマにすればいい。
もちろん簡単じゃないし、センスよくまとめないと「下品」「お涙頂戴」な批判を
こうむる事になります。

でも、面白い話や、感動する話を書くのはそうはいきません。
部分部分の笑いを取るだけではなく、全部読んで本当に面白かったと思われる話。
要所要所で泣かせるのではなく、読み終えた時にジーンと来るようなお話。
どちらもとてつもない技量が必要になると思います。ましてやその手の話は
どうしても重く、そして長くなりがちなので、さらに敷居は上がります。

私は作品を書く時、どうしても全体像を見据えて、クライマックスを想定して
書くので、どうしてもその敷居の高い話を目指してしまいます、実力が
伴ってないのにw
結果まず読んでもらえないような話になったりします。仮に読んで頂いても
それが必ず高評価になるわけでもありません。そりゃそうです、私は凡人ですから。

でも目指す所だけは「面白くて感動できる話」を書きたいと思っています。


――時遡(トキサカ)―― の78話、先に述べたウラワザを使った話になっています。
でも話の進行上、どうしても書かなければいけない話でした。なので出来るだけ力を入れて
目指す話に少しでも本作を近づけるべく書きました。読者の皆さんにはどう映るでしょうか?

2件のコメント

  • まだリアルタイムで感想が書けない( ;∀;) 

    面白くて感動する話、――時遡(トキサカ)――では、もう出来てますよぉ! より高みを目指すのは大切ですけど。

    僕が個人で「面白くて感動する話」を書くに(書けないけど)思うのは、「なんでもないシーンでの腰の据わった文章力」だと思います。つなぎの下手な物語は、肝心の部分で情熱を注いでも白けてしまうのです。でも――時遡(トキサカ)――はそこが面白いのです。ゆえに、ピーク時に爆発力がある、と思います。
  • 応援コメントありがとうございます。

    過大な評価ありがとうございます。福山様がこの先読み進めても
    同じ意見が継続出来てたら嬉しいと思います。なにせ話のタイプが
    けっこう迷走する話なんで・・・・・・まとまりねーんですw

    自分の場合、情景描写を書く時には「漫画やアニメ、映画のシーンの
    文章化」を目指して執筆しています。なので何でもないシーンでも思
    わずピコンと上手い表現が湧いて出たりするんですよ。
    逆にそのせいで肝心のクライマックスが盛り上がらなかったりも
    しますけど(ダメじゃん

    果たしてピーク時に爆発力を感じて頂けるか・・・いつか楽しみにしてます。
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