カクヨムユーザーの皆様、こんにちは。伊豆可未名です。
『七日間のショートショートストーリーズ』が完結いたしました。
各話に関連性は全くないので、どこからでもお好きなようにお読みいただけます。
気になるタイトルがありましたら、試しに開いてくださればいいなと思います。
さて、連載中からなかなか高評価をいただいている『アイデンティファイ』で初レビューをいただきました!
文面から熟読をしていただけたことがうかがえて、とても嬉しいです。
※ここからはネタバレ含みます
外の世界に飛び出して行ったレガシーが見たものをどうやって描くか、とても苦労しました。
実はモデルとなっている街があって、自分で現地を歩いて写真を撮ったりなどして、それを元に人工知能やヒューマノイドが発達している近い未来のその街を想像しながら書きました。
さあ、その街はどこでしょうね? 内緒です笑
プロローグとエピローグの関係性にも気付いていただけて、ほっとしております。
プログラミング言語を使った表現が跋扈している中、それが全くできない私が人工知能から見た現実世界をどうやって書くべきか悩みました。
結局、検知した順に並べただけにしたのですが、エピローグと関係していると気付いてくださった人が一人いるだけで十分です。ありがとうございます!
最後に、青桐際と「キワ」問題について。
ルビを振れば簡単にわかっただろうと言われればそれまでなのですが、待ってください。
わざとわかりにくくしたんです。
さりげないキラキラネームで「サイ」とも読めちゃうところ、「キワ」にすることによって、青桐際の唯一無二性が増しています。
そこがヒューマノイドや人工知能たちと際との決定的な違いです。
人工知能のデータはコピー可能だし、ヒューマノイドは再生産可能ですが、青桐際は一人しかいません。
だけど、際(キワ)というのは「境界」という意味もあります。人工知能達とギリギリのところまで近づきながら、でも違う存在。それが「キワ」さんなんです。
ああ、なんか嬉しくて語りすぎちゃった(^^♪
『アイデンティファイ』は続編も考え中のホットな作品です!
まだ読んでないという方がいらっしゃいましたら、3万字にも届かない短編ですので、ぜひとも開いてみてくださいませ。
それと、SFジャンルで221位にまた浮上してくれました!
レビューのおかげですかねえ(´▽`*)
書いてくださった方、本当にありがとうございます!!