【カクヨムプライベートコンテスト vol.1 民俗学部門参加作品】
「もみじな彼女と平凡な俺と」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885780287昨日をもちまして、完結致しました。
お読み下さった方々、ありがとうございました。
完結してからPVが2倍近くに増えていて、びびったでござる。
ここから先はネタバレを大いに含むあとがきでございます。
このくらい開けておけば大丈夫かな。
①執筆のきっかけと期間と云々
執筆のきっかけは、「カクヨムプライベートコンテスト」です。
なんのひねりもありません。
昔話にある異類婚姻譚を現代に置き換えたらどうなるのか、という疑問は常に頭の隅にありまして、小説という形で考えて書いてみました。
自分の勉強不足が際立ちました。
異類婚姻譚について、学生のときに講義を受けて試験でレポートも書いたのに、全然頭に残っていない。
信州という土地にも、旅行以外で縁がないのを言い訳にして、ほとんど描写ができなかった。
書籍やウェブだけではなくて、論文にも手をつければよかったと思っています。
さらに言い訳をしますが、執筆期間は1週間でした。
1週間もあれば短編はやすやすと書ける、というかたは多いと思われますが、紺藤にはそれが難しく、1週間で14,000文字は最短記録でした。
1日平均2,000文字はきつかったです。でも、そのくらい平気で書けるようになりたいのです。
②世界観と登場人物について
以前投稿した作品「もみじの映えるお屋敷で」の続編というご指摘を受けました。
二番煎じだと濁しました。
厳密な続編ではないのです。細かいところを変更しています。
“彼女”がアルバイトしているところなんか、まさにそうです。
多少は収入がないと、生活が成り立たないんではないか、と勝手に考え、働かせてしまいました。
カツカレーも変更点ですね。「サラメシ」を視聴したらカツカレーが食べたくなったという下らない理由です。
登場人物の名前は、拙作「凪之比売」の登場人物から取りました。
「凪之比売」とはパラレルワールドみたいになるのかな……。
オイカワユウキを漢字にすると「及川勇貴」です。
ユウキは当初、喫煙者設定がありましたが、作中で喫煙する余裕がないので設定も変えました。
ユウキの父親も考えていましたが、個性が強すぎるのと尺が足りないのを理由に登場を見送りました。
“彼女”の台詞に登場する“出っ歯の画家”は、実在の人物をモデルにしています。
紺藤がその画家のファンで、電車を乗り継いで埼玉県にある記念美術館を見学したことがあります(どうでもいい情報)。
③作品の自己評価
読者様の気を害してしまうおそれがあるので明記しません。
ただ、相変わらず作品を好きにはなれず、100%の自信を持ってお届けすることもできません。
成長できない紺藤です。
“彼女”の評判が意外と良く、驚いております。
長編を、とのコメントも頂いているので、機会がありましたら長編にしてみたいです。
④最後に
いつもありがとうございます。
皆様のおかげで作品ができています。
紺藤は巨乳派です(誰にも訊かれていないのに答える)。
恒例の脳内キャスティングでお開きにしたいと思います。
こういうのが好きではない、削除してほしいというかたがいらっしゃいましたら、遠慮なく申しつけて下さい。
◇ ◆ ◇
ユウキ:中村優一
彼女:倉科カナ
店長:尾上寛之
画家:阿部サダヲ
課長:斎藤 暁
◇ ◆ ◇
では、また何かの機会に。