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言いたい。でも、言えない。

言いたい。でも、言えない。

カクヨムに投稿された作品で、自分の中で引っ掛かってしまったものがありました。
実在の人物が登場する作品です。でも、私は作品を素直に受け入れることができませんでした。
その人物の名前の表記が微妙に誤っている上、生前の努力と功績をないがしろにされているように感じてしまったのです。それがとても悲しかった。
ですが、そのように感じたのは私だけなのかもしれません。PV数は多くレビューも好評でした。
私がその作品に感想を投稿したら、水を差してしまう気がします。

かくいう私も、自分の作品「中山道宿場町珍事譚」で芹沢鴨を悪者のように描写してしまったことなどがあり、他の人を責める資格はありません。

言いたい。でも、言いません。
素直な心で作品を読むことができるように努力します。

1件のコメント

  • これは難しい問題ですね……!

    客観的かつ一派論から言うと、誰でも読めるように公開されている作品である以上、それをどんな人が読もうと、そしてどんな感想を持とうと、それは自由だと思います。

    また、それをレビューすることに関しても、誹謗中傷(根拠も何もない暴言)でない限りは、何を書き込んでも自由だと思います。

    その一方で、香純さんのような配慮……言いたいけど言わないという判断をするのも自由であり、尊重すべきものだと思います。

    その上で、私個人の意見としては、その作品を読んだ上で、これはやっぱり気になる、言いたいことを伝えるのは、その作品に関わる全ての人にとって、良いことなのではないかと思います。

    ……話は脱線しますが、とあるコミュニティサイトに「あのゲームはつまらん!」みたいなことを書かれている人がいて、それを見たとある人が「そのゲームを楽しんでいる人もいるのに、そういうことを書くのはいかがなものか?」というコメントを残したということがありました。

    そのケースでは、「あのゲームをつまらん!」と書いた人が謝罪し、表現を変えるという対応方法を取りましたが、このやり取りを客観的に見ていた第三者の私は、色々なことを思いました。

    ここで重要なのは、どっちが良い悪いというのではなく、当事者ではない第三者にも、そのやり取りや意見が影響を与えてるという事実です。

    香澄さんのケースを、近況ノートに書かれてい限りの範囲内で考えてみると、その作品を読んでそういう感想を持つ人もいるということは、とても貴重な情報なのではないかと思うのです。
    それが、その作品を実際に読んで感じたことならなおさらです。

    ただ、もしその感想を書くことに別の意図……その作品を貶めたい、過激な意見を書くことで注目されたい等……があると、どうしても周りにも目もそのように捉えられてしますし、仮に、そんな意図がないにもそのように取られてしまった場合でも、それが自分の本当の意見であれば、何も臆することはないと思います。

    ……ただ、自分の感想が不要な波風を立ててしまうと感じた時に、沈黙を守るのも一つの態度であり、そのような雰囲気を作り上げてしまっている現状そのものにも問題があるように感じます。

    ……と、長々と書いた割に、明確な結論が出ないあたりが、冒頭に「難しい」と書いた所以だと思います!

    書き込みは一週間以前であり、このようなことをコメントをして蒸し返してしまうのはどうかと思いましたが、作品を読んだ時に感じた正直な思い、感想というものが、こうして伝わらぬまま消えていくことを寂しく思い、つい書き込ませて頂きました!

    少なくとも、香純さんが思いを近況ノートにしたためてくれたお陰で、私にはその微妙な心模様が伝わりましたので、それは良かったのではないかと思います!
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