初めまして。拾之二十四条と申します。
さて表題にもあります通り、「どこにもない場所で」という自作小説の掲載を始めました。
実はこの小説、2014年時点で既に一度書き終わっており、それから現在に至るまで某別サイトでも公開させて頂いているものなのです。
ただあちらのサイトでは読者の方々に無料提供することがほぼ不可能な為、広く読まれるように此の度こちらで一般公開させて頂くに至ったという経緯がありまして。（以前に有償でお読みいただいた方には本当に申し訳ありません。どうかお許し下さい。）
それで作品自体はとっくに執筆も推敲も九割九分九厘完了して手元に有るわけでありますが、こちらで投稿し直すにあたり、章ごとに分割→投稿フォームに文章を移す→ルビの振り直し→偶々目についた表現を推敲し直したくなる衝動に駆られる→さんざん迷って結局元のままが良いやってなる、といった大変繊細な工程を経ているため、一遍に全文を掲載することは不可能なのです。
休日が取れ次第掲載作業に当たるようにはしますが、それでも遅々として進まないかもしれませんので、その時はご了承ください。（あ、いや別に既に公開されている版を探してこいって言うつもりは全く無いです。こちらに必ずや全部分を載せますので、どうか気長にお待ちくださいませ。）
作品は全部で第６章まで（プロローグとして第０章があるので仕様上は計７話）となっております。およそ第１章と２章、３と４、５と６、といった組み合わせでそれぞれ第一部、二部、三部となるような構成仕立てになっておりますので、まあそんな感じでキリの良くなるようにぼちぼち上げていくつもりです。
ではでは、これから当作品「どこにもない場所で」を御一読いただいて（既に読まれた方も是非もう一度。ひょっとしたら追加文が有るかもしれませんし、もし無かったら御免なさい。）、そうしてこの＜どこにもない場所＞の空間を思う存分にご堪能していただけましたなら、当方この上無い幸いにてございます。
平成28年5月吉日 拾之二十四条