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ライブレポ「最高の瞬間、景色②」in舞浜

 ども、昨日の続きです

 アルストロメリアのユニット曲が終わってコーナーを挟んだら、いよいよ、終演に近づいてきました。
 そもそもシャニマスはまだ一周年ということもあり楽曲があまり多くはないので、指折り数えていれば自ずと「あ、もうそろそろ終わりに近づいてきたな……」と実感してきました。

 そして、残すは全体曲が三曲、ラストスパート一曲目は「SNOW FLAKES MEMORIES」会場販売のソロコレクションを除けば、最新作のCDの表題曲です。曲名から分かるように冬、特にクリスマスをイメージした曲で少し季節はずれではありましたが、歌詞の言葉の一つ一つがまさしくこの瞬間にマッチして楽しいポップな曲調ながらユニットごとである以上に283プロのアイドル達が団結して歌うことに特別な意味がある一曲と会場の白とスカイブルーのサイリウムが涙を誘ってきました。
 続いて、同CDのカップリング曲「Let's get a chance」この曲が「1st」でよかった、となぜならこの曲は次へと繋いでいくための曲であり、新たなスタートでもあるこのライブで、まだ見ぬ明日への期待があってすごい好き。
 ユニットがキーとなってくるゲームではあるのですが、やはりアイドル事務所を感じさせる全体曲は感じ入るものがあると思います。

 さて、これはアイマスライブでいう「いつもの」一端はけてアンコールとお色直しとゲームやコンテンツの進展に関する告知。
 事務員のはづきさん可愛い。

 そして、再び登壇したアイドルたちの衣装は、それまでユニットごとの衣装だったものから、全員統一の白い衣装に、これに感涙したPたちは数知れない。なぜならコレが初公開だからです。
 そして、歌うのは最初に歌った「Spread the Wings!」283プロの白い翼たちがとびったは羽ばたきが聞こえた瞬間でもありました。スタートダッシュではなく終盤のほとんどの曲を聴き終えてからのこの曲はずっとずっとアイドルたちが成長したようにも感じ、会場の興奮も最高潮だったといえましょう。

 そして、一度MCが挟まり衣装に触れた話があって、そして、ここで今までの成長、また、一年の集大成を見せてくれたアイドルたちからのサプライズ。

 これからの未来への羽ばたき、新しい全体曲「Ambitious Eve」、社長の言葉にもあった「新しい空」へと飛び立つ意思を感じた曲でした。
 ダンスの隊形が真乃やくの関根瞳さんを中心に渡り鳥のごとくV字に広がり、これからも真乃をセンターに皆が空を渡っていくのだと思うと、この一年で大きく前進したのだと感慨深かったです。

  正直、自分の文章力であの感動を再現しきれないのが口惜しいですが。
 さて、ここでオオトリに入る前に各キャストの感想が入ったのですが、これに僕は号泣を禁じえなかったのです。
 それは放課後クライマックスガールのターン、すでに会場中が高まっているなか、泣かないように自分を奮い立たせたり、自分にアイドルを降臨させアイドルとキャスト自身の今回のライブの感想を会場にぶつける中。
 まさしくアイドルとキャストが一体になった瞬間がありました。
 それは前の杜野凛世役のわかなさんのコメントが終わったあとの、小宮果穂役の河野ひよりさんのコメント、いや、この時、彼女は他のキャストが自身のコメント後にそれぞれのアイドルからのコメントを語ったのに対し、まず初めに果穂を呼びそして――
「笑っていてください! 明日も明後日もその先もずっと……!」
 その頬には大粒の涙が零れ落ち、それでも太陽のような笑顔でそう叫んだ彼女の姿はまさに果穂そのものであり会場中の誰もが涙を禁じえなかったことでしょう。
 この台詞、この瞬間は多くの人の目に焼きついたことでしょうし、ツイッターでもこの瞬間をイラストにしてくれている絵師さんも多く見かけましたね。

 この感動の渦の中、オオトリはこの時点で最後に残されているそしてこれ以上となく相応しい一曲、周囲のプロデューサーもこの最高の瞬間を終わらせたくないのか、重々しく腰を上げてアイドル達が歌う「Multicolored Sky」を受け止めました。
「おんなじ瞬間なんてね、二度とないよ、だからこんなにも光っているんだ」その歌詞に相応しい、輝きをアイドル達は見せてくれました。
 最後の曲ということもあり、アイドル達はステージ上を思い思いに動き回りながら歌い、残り僅かな時間を存分に使い僕たちにその姿を見せてくれました。
 
 本当にあっというまの三時間、そして、アイドル達がステージを降り社長の言葉を聞いたあとに、明るくなった会場に響き渡る「アイマス最高」まさしくその通りだったと見に沁みました。

 本当にあの瞬間、まさしく最高で、興奮に胸が振るえました。
 そして、もう二度と訪れない感動、そして、だからこそまた明日違う光を見つけるために、僕らプロデューサーは彼女達の旅路を見守っていくべきなのだと、強く心に残り、僕はこれからもこのアイドル達を好きでいられる。そして「アイドルマスター」という作品の集まりがこんなにも好きでい続けられる、そんな幸福がこれからもあり続けるのだということに、この作品に関わる人々、そして、僕がこのコンテンツに触れるよりもずっと前からささえ続けてくれた同僚の皆、そして何より、アイドル達に心から感謝を。

 次の輝きを見つけに、そして、彼女達に負けないような輝きを放てるように、僕もこれから頑張っていきたいと、また一歩前に進めた、そんな時間でした。

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