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不純な。あとがき

 『不純な。』推敲を終え、クランクアップといった感じです。先輩、後輩、お疲れ様でした。僕も書いてて楽しかったし、読んでて楽しかったです。

 というわけで、あらすじのようなものを。

 この物語、主題は『ただ、一緒にいたい』で、コンセプトとしては『後輩ヒロインと爛れたい』とか『ヒロインとエモいことやりたい』とか『セフレから始まる恋愛』とか『依存』とか盛り込みました。

 個人的に、10話の後輩の畳みかける長い台詞が好きで、推敲で読んでいたら自分でも泣いてしまいました。

 この、『不純な。』という作品は元々Twitterのフォロワーから頂いたお題で書いていた連作短編でした。それが気づいたら一気に重い話になってて自分でも驚いているし笑ってもいます。先輩君、どうして君はそんなに愚かになってしまった。

 最近、『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』(新海誠監督)を拝聴し、自分の書きたい物語の方向性を何となく理解したのですが、視聴する前に『不純な。』が方向性を形づけてくれた構図になって、なんか、本当に、もう、この作品は作者の檻から解き放たれて、自由になっているんだなと感慨にふけっていました。

 81000字の中編を書くのはこれで2回目で、完結作もまだまだ少ない。けど、ようやく自分の書きたいものがちょっとずつ輪郭を濃くしているような、そんな日々がありがたいです。

 現在連載している『午前一時半、無人駅にて。』も80000-100000字の中編で収まる予定ですが、こちらも僕の書きたい青春を、在ってほしかった日々を書きなぐっていきます。応援、感想待っています。

 最後に。Twitterで連載していた時期からの読者様、カクヨムの推敲版から読んでいただいている読者様へ、感謝の意を送りたいと思います。

 ありがとうございました。
 感想レヴューとファン・アートいつでも待っています。(図々しい)

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