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蓼科くんの話シリーズ

比較的手軽に、回文作りができる定型を思いついた。

「話好きの蓼科くん」という設定を作って、彼がどういう風に話をするのかを報告するのである。

 形としては「たてしなは~」で始めて「~はなしてた」で終わらせる。




蓼科は「トスして死す」と話してた
(たてしなはとすしてしすとはなしてた)

 

蓼科は「トナカイかな?」と話してた
(たてしなはとなかいかなとはなしてた)

 

蓼科は二階から階下に話してた
(たてしなはにかいからかいかにはなしてた)

 

蓼科はでかい西瓜で話してた
(たてしなはでかいすいかではなしてた)

 

 蓼科は西から菓子に話してた
(たてしなはにしからかしにはなしてた)



蓼科は裸体でいたら話してた
(たてしなはらたいでいたらはなしてた)





などなど。

コツは「はなしてた」の直前に何を置くかを考えて、その言葉を「たてしなは」の直後に持ってくることである。

皆さんもお試しください。

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