光ある故に闇はより深く
闇ある故に光はなお眩く。
暗闇の中に息を潜める其の正体は
その閃光で一瞬だけありのままの姿を晒す。
キミは其れを見極めることができるのか?
キミは其れを見つけることはできたのか?
雷光はいつまでも其れを掴むことのできない僕を嘲るように夜空を縦横無尽に走り続けた。
僕は目を閉じ、自分の闇の中へ逃げ込む。
「キミの持つ"精一杯"とはそんなものなのか?」と言わんばかりに、
僕のまぶたの外でせせら笑うように
容赦無く雷光が照らし続ける。
僕はもう一度を目を開ける。
其の瞬間、僕の足元に光が落ちた。