小説
髪が口に入ったら〈死〉がやってくる――。書店員さんに選ばれた、驚異の怪奇探偵小説!
死に髪の棲む家
著者:織部 泰助
ゴーストライターの仕事のため出雲秋泰が訪ねた素封家の屋敷には、死者の口に毛髪を詰めるという奇妙な風習があった。折しも屋敷では身元不明の老人が髪の毛で首を吊る怪事件が発生、秋泰は遺体の番をせよと裏山の番屋に閉じ込められる。翌朝秋泰が目を覚ますと、番屋の床を人毛が埋め尽くし、死体は別人に入れ替わっていた! これは怪異か人の悪意か、すべてを説明する推理は存在するのか? 「カクヨム」掲載から受賞を果たした、第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉作品!
商品情報
- 出版社
- KADOKAWA
- レーベル
- 角川ホラー文庫
- 発売日
- 2024年10月25日
- 定価
- 本体800円+税
- ISBN
- 9784041153802
- 仕様
- 文庫判