駄目な大人とうんこな子供

読めばわかります。

ちなみに、このレビューは読み終わってすぐに書きました。

この題名をどう捉えるのか。
それは、読んだ人個人の決めることです。

でも、こうして書く以上、これだけは言わせてもらいます。
すごく簡単で、至極当たり前なことです。

「考えながら読んでいただきたい」
それだけです。

作者の福山さんが言う通り、感想は色々あるんだろうけど、いじめは犯罪だというのに納得しました。子供のする事だから、これから少しずつ善悪覚えていくんだからと、問題にに向き合わない事はよくない。犯罪だからと考えれば、先生、教育委員会？親があれこれやるより、警察が動けるようにした方がしっくりくるのかー？
とか色々考えました。あとやっぱり愛がなくちゃ！いい言葉だと思いました！ありがとうございました(^^)

いじめ問題について語ったとてもメッセージ性の強い作品です。

とにかく、この作品を通して訴える作者の思いを感じてほしい。

絶対に読んでほしい、素晴らしい作品です。

若くて楽しい新米教師と10歳の女の子の物語――といっても決して歳の差ラブコメではありません！
主人公の先生が情熱的に語るあまり、エッセイに近い印象を受けます。

扱っているのはいじめ問題。
デリケートな問題に正面から切り込んでいきます。

すごい熱量で語られる本作、内容に賛成するとかしないとかではなく、深く掘り下げて考えるきっかけになって欲しいと思います。
道徳の時間に扱って子供たちに感想文を書かせたくなる一作。
ぜひ読んでみて下さい。

多くの人に読んでもらいたいです。

そして、共感出来たらぜひ広めて欲しいです。

現実に起こっている悲しい出来事が、この世からひとつでもなくなるように。

軽快な文章、最初のページからくすりと笑える楽しいがいっぱいの物語。タイトルのこともあり、そう思って読み始めました。

でも、読んだら涙が止まらなかった。
自分の心を正しく使う。それができる人は大人になるほど少ないのかもしれない。それは、私を含めてだ。

刺さった。めちゃくちゃに心に刺さった。同じページを何回も読んだ。何回読んでも、レビューを書いている今も涙は止まらない。

この物語に出会えて良かった。本当に良かった。ありがとうございます。書いてくれて。世に出してくれて。
私のこれからの人生に大きな影響を与えてくれる物語だろうな……と思います。それはきっと、他の読者の方もだと思います。

大人…続きを読む

夜中にふと読んで、夢中で最後まで読んでしまいました。
学校の先生、こんな先生ばかりだといいのに。
ほんとうに、そうだといいのに。
生きていくのに一番だいじなのは、愛です。
愛がないと、生きていけません。
愛を注ぐ先生。最高です！
読みながら、いろんなことを思い出しました。
そして、過去の傷も、このお話で癒されたりするのです。
みんなに読んでほしい。
そして、愛のある社会になってほしい。

　地の文でしっかりと書かれた文章は、スッとこころに響いてきます。そのため、冒頭部分の情景がそのまんま存在しているかの様に、ボクの目から脳にスルッと入って来て、そのまんまドッと笑わせてもらいました。

　主人公である僕の言動を通して、作者さんが非常に温かい心の持ち主なんだなと感じました。そんな方の熱い想いが、表現力豊かな地の文に乗って読む人の心も熱くさせてくれる、そんな作品です。

　ひとりでも多くの方に読んでもらって、伝わって欲しい。そう思いました。特に子を持つ親御さんや、学生さんは是非。

人は悲しいけど馬鹿だよね。
集団的生き物だからね。だからいじめがあるんだよね。

でもね。
このお話のように、子供のような大人の先生がいたら、きっといじめられてたそこ子は笑顔になるよ。
このお話のように、素直で痛みのわかる子供達がいれば、きっと楽しくドッジボールできるよ。

いじめ問題が取り上げられる昨今です。
行政が考えていっぱいケアされている昨今です。
でも、根本の解決は、ここにあるのかな？そう思いながら目頭が熱くなりました。

恐らくですが、文字数の関係で最後のあとがきがどこかで削除されるそうです。
それまでに、全話読んでもらい、あとがきで涙してください。

因みに、ちゃんと冒頭で変態…続きを読む

タイトルからは想像もつかないほど、強い感情に満ちた物語です。

新米先生の『僕』が、いろいろとやらかし、教頭先生に怒られる日々を過ごす中。生徒である10歳の女の子から一通のラブレターをもらう――。

物語の始まりは軽快で、時折クスっとさせてくれる先生が描かれています。
筆者さまらしい比喩表現の面白さもさながら、重ねて落としてくるあたりが最高に楽しい滑り出しです。
しかし女子生徒――冬花からもらったラブレターが『僕』によって開かれた時、その空気が一変します。

この物語の素晴らしいところは、先生である『僕』が、彼なりの善なる心で生徒を救おうとすることです。
間違っていても良いのです。誰にでも適…続きを読む