想いが織りなすエンタングル〜セカイを越えて、あなたと出会う〜

キャラクター達のこれから、物語の展開、それらが綺麗に、丁寧に書き上げられていて、魅力ある作品！
ぜひ、読んでみてほしい！！

太陽のように明るかったり温かかったりする物語はいくつも知ってるし、闇を感じる物語もいくつも知っているのですが、この物語は、日の光をそのものを感じる気がします。

ひとこと紹介に書いたキラキラは、画面には常に人がいるように感じるからです。

普段、自分が生活してても太陽の存在なんて気にとめず、眩しい、暑いなど光を通して間接的に感じているからこそ、画面にいる人の顔に差す陽光、それが昼間のギラギラした光だったり、夕方のオレンジ色だったり、雲から少しだけ差してるもの、水からの反射…そんなキレイに感じるキラキラがある…という風な印象を文字から受けます。

綺麗な物語です。

大変なこともいっぱいあるし…続きを読む

パラレルワールドに迷い込んでしまった主人公、元居た世界とよく似た世界でありながら、そこは『能力が全てを支配する世界』。
違った常識に翻弄されながらも立ち向かう少女が出会ったのは、異なった世界で暮らす彼……という始まり。

乙女ゲームじゃん。これ最初に誰ルートを進めますかって選択できるタイプの乙女ゲームじゃないですか。そのキャラのルートによって物語全体の謎が少しずつ判明していくタイプの乙女ゲームの雰囲気そのものではありませんか(※個人の感想です)
ネタとか知識として乙女ゲームは知ってる、けど実際にやってみた事がない、って人に是非届いてほしい。これは、読む乙女ゲームです。

物語の中では謎も多く…続きを読む

この作品はタグにあるように、“乙女ゲームのようなストーリー”です。
乙女ゲームの世界に入り込んだわけではありません。
この並行世界が“乙女ゲームのような”世界なんです。
そのため、共通ルートを経て、各ルートのお話が始まります。

序盤の登場シーンからチュートリアルのような場面。
各キャラの説明など、丁寧に書かれています。
まるで、乙女ゲームのノベライズを読んでいるかのように感じてしまいました。

主人公の『穂波瑠衣』が彼らとどのような学園生活を送るのか。序盤に出てきた謎も含めて楽しみにしています。

是非、読んでみてください！

ルート分岐を前提とした乙女ゲームテイストな作品。
作中多様な「彼ら」が登場し、平行世界へと飛ばされた主人公と交流を深めていく流れになっています。
ここでルート分岐！
あなたの「推し」を追うことが可能なつくりになっているわけですね。

キャラクターはもちろん女性読者を意識して描かれているのでしょうが、男性読者でも楽しく読めます。
「なんて王子キャラだ。現実の男はそんなことしない！」
「来たよ不思議キャラ」
「君は当て馬だね？」
「冷たくしても惹かれるのはイケメンだけだっ……！」
と、心で血の涙を流すもよし、笑うもまたよしな感じです(笑)

女性読者向けの作品として、能力バトルや平行世界の謎がど…続きを読む

パラレルワールドで、能力が全ての世界に、何の能力も持たない普通の主人公『穂波瑠衣』が迷い込んでしまった。…とても好きなお話（設定）です！謎の青年ナギが何を考えているのか気になる…>_<
登場人物がみんな素敵です！なにより主人公瑠衣が直向きで、とても好感と共感が持てます。今の推しは一色先輩ですが、ルートが変わったら心変わりしそうで、今からドキドキしています。それだけ引き込む面白さがあります。テンポがよく、読みやすく、ページを捲る手が止められなくなります。一色先輩がかっこよくて、台詞も効いてて、すっかりファンです(笑

乙女ゲームで商品化してほしい。まずは一色先輩ルートをして、それから別ルートも…続きを読む

本作の良いところはそれだけでなく、主人公がどうしてパラレルワールドに来てしまったのか？　初恋の男の子って？　ナギと名乗る謎の青年の目的は？　能力って？　などなど……多くの謎に包まれていて、小説としての面白さが満載です。

ルート分岐後は、主人公と男主人公との関係や心の距離が少しずつ縮まってゆくエピソードで溢れていて、もう……堪りません！！
ひとつずつ関係性を積み重ねてゆくお話……良いですよね。この作品には、それがあるのです！

散りばめられた謎の解明や他キャラルートも今からとても楽しみなお話です！

瑠衣が知らない世界へ来てしまい、制服が色違いだけではなく、元の世界では普通にあったものがなく、みんなが普通に思うことが瑠衣にはわからない。この先どうやって瑠衣は前に進んでいくのか続きが楽しみです。

いい青春ものだなぁ、という感想が先に出ました。乙女ゲーの世界観ですが、リアルな生活感を伴った描写は学生生活を思い出します。
それだけに留まらず、いわゆるルート分岐を本編に組み込んでおり、ミステリー的な読み方もできます。
セカイ系な乙女ゲーはゼロ年代感があり、あの頃のしっかりしたストーリーのゲームが恋しいといった方におすすめです。

こことは違う場所に転移するお話です。
乙女ゲームの世界じゃなくて、お話自体が乙女ゲーム化できそうな構造。しかもその構造が世界観とリンクしている。
そこに、さらに登場人物の細やかな感情が織り込まれ、物語が作られています。
これから先も気になりますし、別ルートはもっと気になります。
続きが読みたいです。