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概要
憶えていないが、人間の本質なんて何も変わらない。運命なんて変わらない。
一時間以内の記憶しかない俺は、ある日目覚めた。『脳内変換ノート』と書かれたノートを手に取り、中を見ると、記憶のない俺の情報や、周りの情報、しなければならないことなど、必要最低限のことと、してもいいことなどがぎっしりと記載されていた。俺は俺の家にいた俺の親友とやらに話しかけられ、良い気分のまましなければならないことを遂行する。俺は何も知らないのだから、そのノートに従う事しかできない。たとえ誰かに落書きされていてもわからないが、俺は素直にそのノートに従う事しかできない。ノートに書かれた内容が、どんなものであっても、俺はそれに従うしかないのだ。
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