明畑くんとしゃべりたい

いつも気怠げな雰囲気を漂わせ、読書をしている、ぶっきらぼう男子、明畑くん。彼が好きで好きでたまらない「私」こと真穂子。真穂子のパワフルで、積極的で、強引なくらいポジティブなところがかわいい！

明畑くんとの出会いは、まるで少女漫画のワンシーン。いやいや、それはありえんでしょ、と言いたくなるけれど、真穂子が語るとすんなり納得してしまうところが良いのです。

明畑くんの一挙手一投足に目を奪われドキドキじたばたする真穂子がやっぱりかわいい！

真穂子、実は直感増記憶の持ち主なのに、そのすごさに気づいておらず、おバカなところが、誰よりかわいい！

けなげで、どこかずれた真穂子がかわいすぎて、悶えます…続きを読む

　主人公は高校2年生の女の子。
　同じクラスの男の子に片思い中。
　偶然彼と一緒にやることになった図書委員の仕事に、心を弾ませている。
　そんなある日、彼女は机に落書きを見つける。
　しかも、普通の落書きじゃない。
　なにやら謎のアルファベットと数字。
　そのうえ、消しても消しても、次の日には現れる。
　それが気になった……というより、話の糸口として、ミステリー好きの彼に意味を尋ねて……。

　果たして、この暗号の正体とは……？
　そして、彼女の恋の行方は……？