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概要
「誇り」がない今も、戦っています。
「俺、格闘家になる」
2006年 生まれて始めて大晦日に見に行った「PRIDE男祭り」
まだ15歳だった桜木尊(さくらぎ たかし)は、憧れた選手達の戦いを見てそう誓う。
けれども、翌年PRIDEは暴力団との繋がりが発覚し、消滅した。
時が経ち、29歳の春。尊はあらゆる仕事に馴染むことが出来ず、やっと入社した広告制作会社でも仕事がうまくいかないことや、上司の執拗な『いじり』に耐えることが出来ず、鬱病となり実家に戻って療養生活に。
「好きなものに触れること」と言われ、尊はひたすらYoutubeで総合格闘技の試合を見続ける毎日を送っていた。
ある日、一本の動画で一緒にPRIDEを見に行った友人、村城基道(むらき もとみち)と思われる男の試合だった。
共に格闘家になる夢を語った友人の
2006年 生まれて始めて大晦日に見に行った「PRIDE男祭り」
まだ15歳だった桜木尊(さくらぎ たかし)は、憧れた選手達の戦いを見てそう誓う。
けれども、翌年PRIDEは暴力団との繋がりが発覚し、消滅した。
時が経ち、29歳の春。尊はあらゆる仕事に馴染むことが出来ず、やっと入社した広告制作会社でも仕事がうまくいかないことや、上司の執拗な『いじり』に耐えることが出来ず、鬱病となり実家に戻って療養生活に。
「好きなものに触れること」と言われ、尊はひたすらYoutubeで総合格闘技の試合を見続ける毎日を送っていた。
ある日、一本の動画で一緒にPRIDEを見に行った友人、村城基道(むらき もとみち)と思われる男の試合だった。
共に格闘家になる夢を語った友人の
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