モノノカタリベ貸本屋裏事象

その貸本屋に集うのは、誰も知らない物語––––––だけでは無いようです。

其処のお前。雨にあたり過ぎると肺を病むぞ。それとも望んで雨に打たれているのか？
寄り道をするにも家に帰れなくなると困るのはお前だろう。

神社の裏通りの路地にある、小さな貸本屋で読む本は、一冊一冊が全く違う、綺麗で醜くて怖くて美しくて、そしてやっぱり切ない、そんな本だ。

貸本屋を営む店主と、その側で巻き起こる哀しくも愛しい、不気味なお話。

「裏通りモノノカタリベ貸本屋」の貸本屋の世界です。
貸本屋に来店するのではなく、貸本屋を知る為の物語。
貴方の側にも––––––––––

一つ一つの章が連載します。どうぞごゆるりと。（やっぱり今回も小細工あり）
《貸本屋只今準備中》
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