冬木洋子

『〈沼地の民〉の物語』前編、投稿しました。
ひさしぶりの、サイトからの再録じゃない新作です。
後で（今日中に）後編も投稿します。

『競作企画　異世界風土記「祝」』 http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/kikaku.html に参加したくて書き下ろしました。
『〈森の民〉の物語』でも参加させていただいていた『秋の民俗系ファンタジー祭！』　https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054922453235　にも、ちょうど期間に間に合って、短い間ですが同時参加できて、嬉しいです！

『恋人の石　～〈荒れ地の民〉の物語』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054885379758）、
『〈森の民〉の物語』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054922572766）
と同じ世界を舞台にした『森と荒れ地の物語』シリーズ3部作となっています。

上の二作は、いずれも、かなり古い作品なのですが、今回の〈沼地の民〉の物語も、当時から構想だけはありました。
最初の一行と、だいたいのストーリーだけは決まっている状態で、長年、寝かせてありましたが、今回の企画の『祝』というテーマから『祝誕祭』というモチーフを思いついたおかげでブーストがかかり、書き上げることが出来ました。

最初は森の民編と荒れ地の民編の二作しかなかったのでシリーズタイトルを『森と荒れ地の物語』にしましたが、三部作になったので、ちょっとシリーズ名からはみ出してしまいましたね（笑）
当時から、「もし別の種族の話も書いたら、シリーズタイトルにおさまらなくなる」という心配はしていたのですが、他のタイトルを思いつかず、やっぱり危惧した通りの状況に……(^_^;)

競作企画「祝」には、明日、11月23日に作品を収録していただける予定です。
締め切りが三回に分かれており、私は第二陣なのですが、第一陣はすでに公開されていて、素敵な作品が五作あるので、民俗系ファンタジーがお好きな方は、ぜひ見てみてくださいね！

こちらの競作企画は、『風土記系ファンタジー』を集めたリンク集『異世界風土記』 http://still-in-noise.a.la9.jp/fudoki/index.html の中のイベントです。
風土記系ファンタジーというのは、『異世界的な社会システム、自然や文化に根差した小説』を表す、主催者様の造語です。
本体であるリンク集には、主催者さまが自ら足で集めた選りすぐりの『風土記系ファンタジー』が多数紹介されています。
拙作も紛れ込ませていただいていますが、私なんかが混ぜてもらっていいんだろうかと心苦しくなるほど、本当に選りすぐりの作品ばかりなので、よろしければ、こちらもぜひ！