「難しい 言語」を含む小説

　日本語を勉強すると笑って入門するが、泣いて出てくる――日本語を勉強する中国人たちの間にはそんな言い回しがある。中国人にとって日本語は同じ漢字を使う言語で最初親しみやすいが、段々…

校正、あるいは日本語の文法についての雑想です。 古典時代の評論から近代の評論、美学から、校正に使えそうな知識を書き記していきます。 大学レベルの知識には踏み込まないよう気をつけて…

Twitterでよく呟いているのですが、物事の見方を噛み砕いてよく発信しているので、まとめたいと思い、作成しました。

二秒で読める、54字の物語 (ほぼ論説文)

やあみんな！「治安最悪！地下世界録!!!」を手に取ってくれてありがとう！ このお話は作者であり主人公の私、打首塚 畜生道(うちくびづか ちくしょうどう)の視点から この世のどこか…

「守るよ。絶対にキミを守る」 勇希たちの前に現れたのは、儚げな少年光。 頭よし、運動能力よし、見た目よし。神様から全てを与えられたような光は、世界中から狙われていて……。 逃げ続…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト（児童向けファンタジー小説（異世界転移））作品です。 下部にはネタバレとしてキャラ設定やプロットが置いあります。 半年前異世界に両親とと…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

　あてもなく、というわけではない。たぶん自分はここへと向かっている、とそんな予感に従ったのだ。桜並木を抜けると、そこには毎日のように見てきた建物がある。深い闇夜を背景にしてそびえ…

これはあなたたちとはちがう時代、わたしたちの時代のお話です。 わたしはあなたと手をつないだ人です。 わたしと手をつないでくれてありがとう。 これからあなたに『あるお話』を見せます…

2021年1月20日時点のカクヨム『全』小説215,590作品分のデータを使って様々な傾向を調査。これを読めば『書き手』のあなたも『読み専』のあなたもカクヨムマスターになれます。…

負のエネルギーで満ち溢れた、崩壊世界『ゼルフォール』。 その終わった世界には、ただ1体の人間しかいない。 何もいない世界で彼が動くことはないはずだった。 だが、その世界は不変で…

このしゃべりのことは翻訳ソフトンでだめなことありにしもゆえリピートリピートするがゆえのち分かりうるかもよ。おこさまより小さいお人はそうしてるでしょうえ。 リピートリピートと同じ頃…

　まず初めに、この本の一見セクシャルな題名に関心を抱いた君たちへあらかじめ断っておく。著者の僕が性行為やセックスと言った表現を用いずにあえて「交尾」と表現したのは、僕たちの性に対…

れど、たぶん今までの彼との会話であったり生活であったりから、そういうことなのだろうなと言うのはよくわかった。つまるところ彼が言いたいのは、あまたある小説の中から気になるタイトルを…

言葉というのは、もしかすると世の中で1番身の回りの近くにある道具かもしれません。 普段当たり前のように扱い、当たり前のように言葉に浸かって、当たり前のように言葉を交換し合う、そん…

日本人の日常に溢れすぎた「日本語」 正しい意味からその使われ方を見てみると？ 日本語はむずかしい。大変にむつかしい

私たちが感覚的に認知しているものほど言語化が難しいものは無いと思います。 特に深く付き合っているものほど鮮明に表現できないのは「あたしのどこがすき？」と訊いてくる女性に似ています…

　他人と心を通じ合わせることなんて、とても簡単なことだ。――真っ赤な人魚は、そう考えた。 　この世の中で、「他人とコミュニケーションをとることは難しい」と考えている人は、とても多…