「諸行無常」を含む小説

戦場が悲劇に塗れてるだって～？……誰だい？そんな戯言を囀ったのは。 戦場吟遊詩人であるこの僕がっ！真の戦場奇譚活劇を披露してあげよう！ あー……吟遊詩人っぽい口調ってこんな感じ…

　世界の誰もが与り知らぬ所で降って湧いた厄災が徒党を組んで人類に牙を剥いた。 　魔物。魔族。獰猛で残忍なそれらは瞬く間に人類の生存圏を侵食し、世界は存亡の機に瀕することとなった…

大陸の南方ガンダルヴァ国には時折、"上"から人が落ちてくる。 こことは違う、別の世界から人が落ちてくるのだ。 だから、その日も人が落ちてきたのだと思った。 人の形をしていても、そ…

2024年エッセイ。もう2020年代も板についてきていて普通に怖い。こうして10の桁がクルクルクルクル回っていくのね。諸行無常。 ということで今年もどうぞよろしくお願いしますー！…

行き場所のない私 夜の街に座り込む たくさんの人の中から キミが私を見つけてくれた 私の手をとって引き上げて キミが天国に連れて行ってくれる 私の地獄はもう終わり ただキミだけと…

　短編集です。気ままに思いついた話を随時追加していく形になります。

国民による革命。今まで、当たり前だと思われていた支配の歴史は、悪逆王の死によって変わった。突如として歴史に現れた天才は、王なき国の英雄となった。しかしながら、戦争の災禍は、一人の…

高校生の悩みと闇と、移ろう日常を映そうとする静かな青春小説！(不定期連載) そう、変化は別れと共にやってくる。 全くたちの悪い悪戯だ。 でも、変化は変化と共にやってくる。 諸行…

後世に残るかどうか。 こういうことを考るのは無益だし、憂鬱になるんだけど、考えちゃうよね。

2021年8月8日の夜、テレビをつけるとオリンピックの閉会式が映し出されていた。そこで僕は、大切な何かに気付くことになる。

諸行無常、形あるものは必ず壊れる。身近なモノもいつか失われます。 身近なモノは、所有する人にとり一期一会の存在と言えるでしょう。

　世阿弥の有名な言葉『秘すれば花』とは、お客さんを相手にするプロの心意気。 　しかしこれ単体では意味があやふや。続く言葉とセットにしてこそはじめて意味が出てくる。

毎月一短編　七月 通学路に植わっているツル植物から、話を広げました。

左右田一治（そうだかずはる）は異世界往還者である。ただし、行くのも帰るのも、彼自身にはままならない。

執筆中学2年

「津江中の七不思議」 それは夜の校舎に現れるという七つの怪異を見ると願いが叶うという都市伝説。 五人の少年少女はそれを確かめるべく、夜の校舎に侵入する。 彼らの中に殺人衝動を…

森を進んだ先に、彼は何を見たのか。何を得たのか。 人生の無常さと二度と手に入らない己の心を描いた作品です。

　ボイドことボイスドロイドの曲が、テレビから流れてきた。 　大学時代、ボイドのキャラクターである一咲ネネの歌声に聞き惚れてどハマりした俺と、かつてそんな俺をオタクと言ってからかっ…

　　可憐な桃は美しく 　　　 　　ときに逞しい 　　　　　 　　諸行無常の理かな