「虫 恐怖」を含む小説

　百物語の四十六話目、二回生の波多野は語り出す。「いちおう、私が体験したことなんですけど……■■圏の田舎にある、変な医院さんのお話です」

ある日、高校生の浦野は、初めてできた彼女、菊屋かおるに盛大にフラレてしまう。深い心の傷を負った浦野に追い打ちをかけるように、スマホに謎の通知が送られてくる。 『菊屋かおるの秘密…

主人公である篠崎春樹は小学生の時女子グループにいじめられていた。 その出来事がきっかけとなり人と会話することができなくなってしまった。 そんな篠崎春樹は1年後中学生になり入学…

　大学生になったものの、学校と家を行きかうだけの冴えない生活を送る野山　浩太（のやま　こうた）は、友達といえる者もほとんどいなかった。 　当然、コンパなどのイベントに誘われること…

人類を恐怖させる存在がいる。 神が人類を作りし後、人類の抑止力として生み出された。それは毒があるわけでも強い牙や爪があるわけでもない。 黒光りし、カサカサと出現するだけで人間を失…

百物語の四十四番目、四回生の小津は語り出す。「もしかしたらお前らも見たことあるんじゃないか？　あの虫……」

ある夜、何の前触れもなく「自身を監視する虫」の存在を認識してしまった男。それが現実か妄想かの区別もつかぬまま、目的不明の視線に晒される彼の精神は恐怖と狂気に呑まれ、崩壊の一途を辿…

その部屋には怪異が現れ祟るという。前の住人は発狂して、その前の住人は殺された。私はその部屋の謎に挑む。 ホラーを書いたつもりで複数の方に爆笑されて傷心の作者です。所詮ワタシはお…

※「５分で読書」参加作品です。 ある日、アリは手負いのカマキリを見つけた。 涎を垂らしながらアリを見る様子は、鬼気迫るものがあった。 だが、恐怖を感じたのもすぐに過ぎ去る。 なん…

こうくんは虫ばっかり好きだから、友達がいなくなっちゃうんだと思う。

主人公、大平洋一（おおひらよういち）は、偶然にも高校の体育祭の時に知り合った陽氏可憐（ようしかれん）と交際を深め、ついに結婚に至るまでの仲となった。 しかし、結婚を間近にした公園…

暑さの続く夏。夏は虫が活発になる季節。そんな虫にまつわる、背筋の凍る物語をどうぞ。

元気だった幼馴染みの様相が、ある日を境に変わってしまった。 俺は、その謎を解き明かすべく、彼女の家へ向かう。 丘の上の物寂しげな、異臭の漂うあの一軒家に。

蛹にもなれない、変態。

本を読んでいると、小さい黒いものが落ちてくる。埃だと思って見てみると、それには細い手と脚がついていて…。 (「セルバンテス」「小説家になろう」にも掲載しています)

1500度の炎に耐える大害虫の暴威は厨房全土を恐怖のドン底に叩き込んだ！

居酒屋で出会った男がきょうは最高の日なんだと語り出した――